2020年の締めは恒例の「居酒屋で1杯」がなく、「自宅で1杯(ジャパレスお持ち帰り)」でした。
相変わらず外食をしていないので、ノースバーナビーネタ(去年のもの)が続きます。
$21.95のDinner Plattersは、2種類のお肉に、コールスローとお豆、コーンブレッドがついてくる。
BBQ Chicken, Pulled Pork / バーベキューチキンと豚
+$1.25でつけあわせのコールスローをおいもに替えて。
どどーーーーん。
Hickory Ribs, Beef Brisket / ヒッコリーという木で焼いた豚の骨付きばら肉と、牛の肩ばら肉
+$1.25でつけあわせのお豆をマカロニサラダに替えて。
どどどーーーーん。
半分食べて、残りの半分を翌日また食べて。そうすると1食が大体$11だから、なかなか経済的。
家のオーブンでもほろほろの焼き具合にはなるけれど、やっぱりお店のお肉は煙に炙られてついた香りがあるからいい。それから、うちではどうにもこうにもここまで鶏肉に香辛料で下味をうまく染み込ませる?ことができないので、それもいい。
コーンブレッドはぼそぼそのカステラみたいで(言い方……)甘くておいしかった。スローもおいもも何もかも満足。
続きまして。
「Saray Turkish Cuisine」(Hastings@Grove Ave)というトルコ料理のお店。こんなところにそんなものができたことを全然知らなくて、知り合いから「あるよ」と言われた時にはすでに2020年だったから、お店で食べることはできず(今はできる。でもライブミュージックやダンスはないみたい)。 初めてのお店でいきなりテイクアウトは大きな賭けだなあと思いつつ、中東料理は好きだし思い切って。
Meze Platter / 冷菜の盛り合わせ
(食べかけの写真しかない)
何が何かさっぱりわからないまま、でもお試しで色々食べてみたいと思い、「前菜の盛り合わせ」のつもりで頼んだら、何が何かさっぱりわからない「冷菜の盛り合わせ」が届いた。
正しい食べ方もいまひとつわからないし(テイクアウトのデメリット。お店の人に聞けない)、なかなか敷居が高い食べ物でした。
Mix Platter / 盛り合わせ
(実際は巨大なアルミの容器にぎっしり詰まって届く)
主菜もお試しで色々食べたいと思い、盛り合わせ。
「アダナ(Adana)」と呼ばれるケバブが1本。アダナは土地の名前で、牛ひき肉の串焼き。ちょっと辛め。
「ウルファ(Urfa)」と呼ばれるケバブも1本。ウルファはシャンルウルファという土地の名前で、こちらも牛ひき肉の串焼き。
牛肉のシシケバブ(串焼き)と、鶏のシシケバブ。焼きトマトやごはん、サラダに加え、丸くてぺったんこのパン。
これだけどっさり詰まって2人前$37なので、ギリシャ料理の似たような盛り合わせと比べるとずいぶんお手頃価格。
この「自宅ビュッフェ」的な晩餐を味わった後日、またまた注文してみたのが、Sucuklu Pide / ソーセージのトルコ風ピザ。
まあこういう食べ物に外れはないよね。
写真はないけど、「ブレク(Borek)」というトルコ風パイ的な料理もおいしかった。フィロを何枚も重ねて、そこに具が挟んである。
ノースバーナビーはギリシャ料理がずいぶん多いのだけど、トルコ料理もおいしい。
おまけ。
カナダにきてファーストフードをめっきり食べなくなってしまったのだけど、いただきもののメキシコファーストフード。
メキシコ版サブウェイ?みたいに、カウンターで具材をあれこれ注文するんだって。
おいしいんだけど、おいしいんだけど……、こっちの人って複数の具材と複数のソースをぐちゃっとひと口で食べるの好きだね。
あまりにも何もかもひとまとめだと、結局何を食べてるのかよくわからなくなって、ちょっともったいなく感じてしまう。
もうちょっと分け分けした方が素材やソースの味を楽しめるのではなかろうか。
文化的なものなのだろう。なにしろわたしは、ビュッフェのお皿があらかじめ碁盤の目みたいに仕切りがあるような国出身なので(あの発明はすばらしい)。
いつもありがとうございます。今年もよろしくお願いします。