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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 <   2019年 04月 ( 9 )   > この月の画像一覧   

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_12】サラダ日和   

●ここで少し食べ物のお話

サンヒルの時点でコロンビアに来て9日。
連日、お肉とおいも(フレンチフライ)、お魚とおいも(フレンチフライ)、の連続に、胃が疲れてきていた。
何故こうもコロンビア食はフレンチフライばかりくっついてくるのか。お肉もどかんと大きい。

というわけで本日は1日、割り切ってサラダ。
朝はアレパも卵も断り、果物とジュースだけで済ませ、お昼はバリチャラで。

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メニューの中でいちばん豪華なサラダは、ハムとゆで卵とチーズが入って21000ペソ(750円くらい)なので、ものすごく観光地価格。
それはいいんだけど、野菜はレタスとにんじん。

コロンビアのレストランで出てくるサラダはいつもレタスとにんじんで、どこでもレタスを千切りか細切りにしてある。最初は、機械で切って袋詰めされた業務用のサラダ野菜なのかなと思ったけれど、どこに行ってもそれなので、こういう食べ方が普通なのかなと思うようになった(本当のところはわからない)。

でも、あのまん丸のレタス、日本でレタスといえばあれ、というあのレタス。千切りにしたら食感が失われてもったいないじゃないかー。

クレクレ犬。
客が食べ物をくれると知っているから、離れないし、決して諦めない。
何故外国人は、動物に人間の食べ物を喜んで与えるのだろう。塩も砂糖も油もたっぷりで、病気になっちゃうじゃないか。
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それはともかく、夜もサラダで通すと決めていた。
ところが、行ったお店はサンヒルの「Gringo Mike's」。
ロンリープラネットに「ホームシックの旅人たちへ」と載っている、アメリカ料理の店である(厳密には、アメリカ人とイギリス人のお店)。
嫌です。アメリカ料理なんて。コロンビアにいるのに。

客層はやはり白人が多い。
サーバーは英語を話し、2週間の旅行で唯一、会計時に「サービス料が入っていますので」とひと言教えてくれたお店。

(コロンビアの飲食店――入口にドアがあって冷暖房完備できちんとサーバーがいて……という中級以上のお店では、「propina」いう10%のサービス料が加算される。本来は「入れていいですか」と聞くものらしいのだけど、スペイン語を話さない観光客に聞いてくるサーバーは、普通はいない)


鶏のマンゴーサラダ。
暗過ぎて写真がボケボケだけど、雰囲気だけでも……。

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香ばしい鶏と、たっぷりの野菜、マンゴー、ブルーチーズにピーナッツ。
これぞおかずサラダ。これぞ、「レストランでサラダを食べよう」と思ったときに期待する姿。味が単調なコロンビア料理と比べて、食感といい、風味といい、幾つも重なって箸が進む。

とはいえ、疲れた胃では、半分残してしまったけれど(たかがサラダを半分しか食べられないって重症だ)、すごくおいしかった。
でも、アメリカ料理でしみじみおいしいと感じてしまったことがとっても悔しい。普段ぶつくさ言っているだけに……。


いつもありがとうございます。カナダ情報じゃないですが……。
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by paquila | 2019-04-30 08:41 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_11】バリチャラで絶品コーヒーフラペ   

●植民地時代の景観、という意味

バリチャラもまた、どこを切り取っても絵になるすごく風情がある町で、映画の撮影も何度も行われたのだとか。
ボゴタに比較的近いところに、Villa de Leyvaという小さな町があって、そっちも似たようなスペインの植民地時代の町並みだという。Villa de Leyvaの方が小さいわりにしっかり観光地化しているみたい。
どっちに行こうか迷った末、夜行バスでどーんと移動するのではなく、昼間に少しずつ南下したかったので、バリチャラを選ぶ。

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それはそうと、「植民地時代の建築……」「植民地時代の町並み……」を喜んで見学することに違和感を覚えるのはわたしだけだろうか。

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いいのだ。別に、売る側がそれを「売り」としているのだから。
素敵な景観でしょ、美しいでしょ、いいでしょ、伝統的でしょ、としているのだから、いいのだけど、スペインが勝手にやってきて、勝手にちからで奪い取ったわけでしょ。それで勝手に自分たちがよしとするスペイン流の建物を、町をつくったわけでしょ。
コロンビアにだって、もともとここに住んでいた原住民がいたはずなのに。

またまた、じいさんのヒゲの木。これはまた、見事な。
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ヨーロッパが各地で侵略・侵食していった歴史は複雑で、植民地化によって近代化が進んだという「正」の面もあれば、見方を変えればそれは「負」にもなる。そもそも、もはやスペイン語が母国語なくらいだし、何の知識もないわたしなどが理解できるわけもなく。

そんなことを言い出したら、アイヌの土地をぶんどって江戸幕府が作り上げた港町の小樽はどうなのだとか、沖縄のやたらアメリカ押しな観光施設はどうとらえたらいいのか、とかきりがないわけで。

瓦の置き方とか。
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軒が二重??
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「伝統的な町並み」にひかれてはるばるやってきたら、そういうことをごにょごにょと考える羽目に。
でも、ここの景観はやっぱり本当に素晴らしいと思う。

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のぞくわんこと、のぞいている間に寝るわんこ。
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●素晴らしきコーヒーフラペ

ところで、バスを待つついでに休憩しようと入ったカフェで、なにか冷たい飲み物をと所望すると、「コーヒーフラペか」と聞くので「そういうやつ」と答えると、「うーん、作ってみるからちょっと待って」と、店員さんが奥へ消えて行った。作ってみる??

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「グーグルで作り方検索してたりして」などと冗談を言いつつしばらく待って運ばれてきたものは、なんとも素晴らしい見た目。
こんな小さな町で、まさかこんなレベルの高いものが出てくるとは。

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しかも、めちゃくちゃおいしい。
コロンビアで飲んだ飲み物の中でいちばん、ダントツにおいしかった。
しかもしかも、これでなんと5000ペソ(180円くらい)。
ストローはまたまた紙。カナダより進んでるなあ。

上機嫌で17時発のバスに乗り、サンヒルへ戻る。
ちなみに、絶品「コーヒーフラペ」のお店は、バス会社「Cotrasangil」の事務所のお隣だったか、隣の隣だったか。
広場に面している、「Nona's Bread」というお店。あ、パン屋さんだったのか。


いつもありがとうございます。次回はたべもののお話などはさみつつ。
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by paquila | 2019-04-29 07:41 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_10】グアネまで高原ハイキング+蟻を食べたか否か   

サンヒルの町にやってきたのは、Barichara(バリチャラ)に行くためだ。
昨日この町にやってきた時と同じ、Cotrasangilという会社(Calle17@Carrera10)のバスでまたまた山道をくねくね走ること、40分くらい。

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バリチャラ山の上にある小さな町で、石畳に赤瓦、白壁の家々が特徴。300年前、スペインの植民地であったころの姿がそのまま残る。

サンヒルは暑い。
とりあえず、日が昇りきらないうちにバリチャラ観光の定番?であるハイキングに赴く。
Calle1@Carrera10辺りに、ハイキングの出発点があり、ここからGuane(グアネ)という村へ向かう。

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これは、El Camino Realと呼ばれる道で、直訳すると「王家の道」。
小さな村と村を結ぶ幹線道路のようなもので、その昔、ものを売り買いするため行き来していたのだそう。バリチャラとグアネを結ぶこの道がいちばん有名だけど、ほかにも存在する。
ちなみに、庶民が使う道をなぜ「Real(英語だとRoyal)」と呼ぶのか、調べたところでよくわからなかった。

最初の30分は写真を撮り、谷を望み、木々を眺め、鳥の声がすれば足を止めて探してみたりするも、段々無口になって写真も撮らなくなる(笑)。

たぶん、飼われている馬たち。
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黙々と歩きながら考えることといえば、ここが交易の道だったということ。
昔の人はここを重い荷物を背負い、馬を引いて、朝出かけ、午後戻ってきたのだろう。見渡す限り、車が走る道路はなく(途中ひょっこり現れて渡る場所があるのだけど)、ひたすら山道を歩いていると、これを毎日か……と気が重くなる。

なぜなら、暑いのだ。とにかく暑い。
午前中に出発したのは正解。しかも曇り空で助かった。景色も、それを撮った写真もぼんやりしちゃうけど、熱中症で倒れてしまうよりはずっといい。

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ここにも、「じいさんのヒゲ」の木がたくさん。
写真ではもっさもさ度が伝わらないけれど、地面なんかはもう、床屋さんも困っちゃうくらいもちゃもちゃな毛玉だらけ。
ネコのしっぽみたいにもふもふでさわりたくなるようなわけではなく、どちらかというと埃まみれの毛(とりあえず色が……)みたいに見えて、あまり触れたくはない。

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いくつかある分岐点はピンクの矢印が描かれているので、道に迷うことはない。

わかりますでしょうか。下の方にうっすら見えるピンクの矢印。
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大抵のひとが行きは歩き、帰りはバスかタクシーで戻ってくるのは、行きが下り坂、帰りが上りだからだと聞いた。ただ、途中から尾根なのか道は平坦に近くなり、そうするとますます飽きてくる(凝り性で飽き性)。太陽はどんどん昇っていくし、暑い。←しつこい

まだかなーまだかなーと思いながら歩いていたら、本に書かれてある通りきっかり2時間でグアネに到着。
ジブリっぽい?色合いにときめく。

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グアネは本当に山間の小さな集落で、建築様式はバリチャラと同じだけど、道路といい、瓦といい、明らかに……傷みが目立つ。
別の言葉で言うと、ボロい。
ホテルやレストランもないことはないけれど、とりあえず通りにほとんど人がいない。

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帰りは、観光客(ハイキング客)を狙ったタクシーやらトゥクトゥクやらが広場でずらりと待機しているだろうと楽観していたら、2台しかいない。
タクシーに値段を聞くと、バリチャラまで片道15000ペソで、人数で割るのだという。そして、「他の客を待つ間、とりあえず乗れ」と車のドアを開ける。乗った瞬間車を出すな、これは。

納得いかずそれを断り、広場でいつ現れるのかわからないバスを待っていると、乗り合いジープの運転手が「バリチャラまでひとり3000!」と言い出した。
すると、どこからともなく観光客がわらわら集まってくるではないか。あの人たち、今までどこにいたんだろう。

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あっという間に席が埋まり、埋まるどころか、わたしの隣の女性は彼氏の膝の上に乗り、助手席には老人ふたりが無理やり乗り込む有様(中国か、ここは)。タクシー運転手のぽかんとした顔を残し、まぎれもなく定員オーバーのジープは颯爽と村を走り去る。

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ところで。

この地域には、グアネ発祥の有名な郷土料理がある。

これ。

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ひー。
Hormigas Culonas 。英訳すると、Fat-Bottom Antsで、「下半身が太っちょの蟻」。
さかのぼること500年以上前、グアネの原住民が食べていたのだという。その目的は、性欲増進と、疲労回復。
炒めたり炙ったり、丸ごと食べたり粉にして食べたり……。
いまではバリチャラやサンヒル、ブカラマンガでおやつ感覚で街角で売られているとうが、一度も見かけなかったので食べていない。


……まあ、見かけても絶対に食べまいと、出発前から心に固く誓っていたのだけど。

ちなみに、食べたことのある人が言うには、そのお味は、

ガリガリの土とコーヒーの出がらしを混ぜたようなかんじ

らしいですよ。

いつもありがとうございます。次はバリチャラ散策。

by paquila | 2019-04-28 09:46 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_9】(突然ですが)旅のルート+コロンビアでもっとも気に入った町、サンヒル   

●メデジンからサンヒルへ移動

奇跡的にホセさんに助けられ、無事、メデジンのJose Maria Cordova国際空港にいちばん近いホステルで仮眠をとり……。午前3時半起きで、メデジンのやや北東、内陸部のBucaramanga(ブカラマンガ)経由で、San Gil(サンヒル)に向かう。
サンヒルには空港がないので、いちばん近いブカラマンガまで飛行機で行き、そこからバスで、という経路になる。

ちなみに、今回のコロンビアの旅路を地図でみると、こうなる。
いま、②から③(飛行機)、③から④(バス)。

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メデジンからブカラマンガまで飛行機で1時間弱。これもAvianca航空で。片道ひとりCOP188.230なので、6700円くらい。直行便は早朝便しかなく、朝の6:30にはもうブカラマンガに着いてしまった。

ロンリープラネットによると、空港からバスターミナルへ行くにはタクシー以外ほかに手段がないと。そんな馬鹿なと思うも、ネットで調べてもよくわからず。
空港の到着口にはタクシーと共に「バス」の表示も出ていたけれど、見た限りバス停らしきものはなく、仕方なくタクシーで。


コロンビアで街から街への移動は、ほとんどがぐねぐねの山道。
そして、どこに行ってもタクシー運転手は、運転中にスマホを使うので怖くてしょうがない。このブカラマンガの運転手は、スマホではないものの、ハンドルに腕をのせて両手で1枚ずつお札数え、トランプをきるように種類ごとに整理しながら運転する。やめてー。前見てー。ハンドルちゃんと握ってー。


どこに行ってもしょっちゅう見かけた、衝突注意の標識(写真下)。
出合い頭……なのか、それとも、前の車をびゅーんと追い越して、反対車線からくる車と正面衝突しないようにしましょう、の意なのか。怖すぎる。

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バスターミナル(Terminal de Transportes de Bucaramanga)はとても大きく、サンヒル行きのバス会社がどれかわからないものの、ロンリープラネットを頼りに、「Cotrasangil」にたどり着く。
バス会社の名前が頭上に表示されているので、会社の名前さえわかっていれば、迷うことはないと思う。

8:30出発のバスの券を8:28に買い、即出発。
ミニバスだけれど、荷物入れがあり、紛失防止のタグをつけてもらえるので安心。ちなみに、サンヒルまでのお値段はひとりCOP17000(600円くらい)。


出発真際に買ったため、指定された座席はいちばん後ろの席。
山道ぐねぐねをすっ飛ばす。これは駄目だと慌てて酔い止めを飲み、リストバンドをし、Fisherman's Friendをなめ、あとはひたすら眠ってしまおうと試みる。1度車酔いが始まったら、もう景色などどうでもいい。
半分くらい寝て、3時間ほどでサンヒル(San Gil)に到着。Cotrasangilのバスターミナルに着いた。


●坂のまち、サンヒル

サンヒルは、坂の町だ。
それはそれは、急な坂があっちもこっちも。
だから荷物をもって歩くときは、なかなかがんばらねばならない。

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でも町は碁盤の目のようなつくりで、通りが交差する建物には「Calle7」とか「Carrera10」とか通りの名前が表示されているので、旅行者にはとってもわかりやすい。これは、コロンビアのほかの町でもわりとそんな感じだった。
(わたしは最後までどっちがどっちか区別がつかなかったけど、南北に走っているのが「Carrera」で、東西に走っているのが「Calle」)

見づらいけれど、右側の黄色い建物の軒下、何かの棒の下あたりににくっついてる表示が、通りの名前。
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何がどう、というわけではなく、取り立てて印象深い出来事があったわけでもないのだけど、時計塔の鐘が鳴り響くこの坂の町が、コロンビアで訪れた中ではいちばん好きな町だ。

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イグアナにご注意。
……の巨大看板は、観光客向けの一種のパフォーマンスなのか、はたまた地元民への真面目な注意喚起なのか。

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ホテルのお兄さんに周辺の観光地を聞いて、いちばん近くていちばん簡単に(=歩いて)行けるParque El Gallineralに行ってみた。
川沿いにある公園で、入場料はひとり6000ペソ。

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地図らしい地図もなく、メデジンの無料の植物園と比べると、(215円くらいとはいえ)お金とるわりに雑な?公園なのだけど、でもひとも少ないし、そこまで悪くもない。

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この木(写真下)は、この地方でよくみられる木で、もっさもさの長くて白い毛が特徴。Barbas de viejo(old man's beard=じいさんのヒゲ)とはなかなかぴったりの呼び名。

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トカゲ?
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この町は基本的に、周辺の自然の遊び場の観光拠点で、ラフティングとかバンジージャンプとかトレッキングツアーの発着地。日本人はあまりそっち系の「観光」は行かないかもしれないけど、欧米人には人気がある。
わたしは、2週間の旅ではそこまで時間がなく。あと、勇気もなく。バンジージャンプとか。
サンヒルに来たのは、Barichara(バリチャラ)という町に行くためなのであります。

つづく。

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いつもありがとうございます。次回はバリチャラでハイキング。

by paquila | 2019-04-26 03:52 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 ぶにょぶにょのトルティーヤってどうなのっていう:El Pulgarcito Restaurant   

にわかに飽きてきたので(!)旅行記の途中だけど、今日はいつものバンクーバーのお話。

Hastings@Kamloops にある小さなメキシコ+エルサルバドル料理屋「El Pulgarcito Restaurant」。
以前1度行って思いのほか気に入ったので、また足を運んでみた。


悩んで悩んで、Tortilla Soup with beef / 牛肉入りトルティーヤスープ。

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スープ星人のわりに、スープを一食として外で頼むことは普段、ない。
なんだか立派な値段のわりにもの足りない気がして。
(日本で一時期スープ屋さんにハマってよく行っていたことはあるんだけど……)
そして、スープの中でぶにょぶにょのくちょくちょになったトルティーヤをわざわざ食べるってどうなのって思ってて。


色々、間違っていました。


写真で見ると、麻婆豆腐に見えるのはわたしだけだろうか。
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おいしいじゃないか!!
そしてふにゃふにゃのトルティーヤは、パスタともスープに浸したパンとも違う、なんというか、新たな食感。ちょっとだけカリっとした部分も残っているのがまたいい。
メキシコの人は古くて固くなったトルティーヤを刻んでこうやってスープの具にしちゃうのだそう。

汗が出るほど辛いのに、ぱくぱく食べ続けてしまい、完食する頃にはとってもとってもおなかいっぱい。


またまたケーサディア。
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あ、またエルサルバドル料理を食べるのを忘れた。


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いつもありがとうございます。次回はまたコロンビア。
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by paquila | 2019-04-22 04:04 | 【Van】East Hastings | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_8】グアタペからメデジン空港、路頭に迷いかけたおはなし   

※この記事は、写真なし、観光なしの、個人的な旅のキロク。
グアタペからメデジン空港 バス 行き方 
みたいな検索で興味がある人だけお読みください。




グアタペから帰りのバスは、メデジンの空港(Jose Maria Cordova International Airport)近くで降ろしてもらうようお願いした。買う券は「Guarne」行きだったかな? ひとりCOP11500。空港行きのバスはない。
翌朝の5:44発という飛行機に乗って次の街へ移動するので、メデジンに戻っていては間に合わない。空港にいちばん近いホステルを予約していた。
グアタペから空港までざっくり1時間。17時ごろまでグアタペですごそうかと考えていたけど、早め早めと、念のため1時間早い16時発のバスで出発。


1時間15分かそこらで、国道だかハイウエイだかで降ろされた。


もともとこのルートで旅するひとはとても少なく、ほとんど情報がなかった。
それでも「空港へ続く道路で降ろされる。この通りをこのように歩けば空港まで15分だ」とかいう英語の旅行記を読み、それを頼りにしていたのだけど、実際どの地点で降ろされるかいまひとつ検討がつかず、一応手元に地図も用意していたのだけど、さっぱり現在位置がわからない。

道行く人に尋ねると、うーんと悩み、「とりあえず空港はあっち」と指差す。
この時点ではまだ「空港まで歩いて15分」の情報を信じて(信じようとして)いたので、空港に行くのではなく、その手前にある宿に行かなきゃいけないんだけどな、と思いつつ、今度は道端で座り込んでいるあまり近づきたくないお兄ちゃんがたに藁をもつかむ思いで尋ねると、やっぱり「空港はあっち」と(意外といい子たちだった)。

不審に思いつつ、少し歩き、レストランのようなお店があったのでそこでも尋ねる。
すると、店じまいをしていた青年がやっぱりうーんと考えこみ、じぶんのスマホで検索してくれた。しかも、英語を話すではないか! ありがたや。

ここから15分から20分くらいだと言うので、それならばと安心して歩くことにする。
ところが彼は「いや、バスをつかまえた方がいいのでは」と。
でもバス停のないところで地元のバスを地元の人がやるようにつかまえ、さらにスペイン語が話せないまま、どこで降りればよいのかもわからないようでは、歩いた方が楽だと、やっぱり歩くことにする。それに、幸い外はまだ明るい。20分くらいならどうってことない。グアタペを早めに出発してよかった。

「僕も同じ方面へ帰るんだけど、店を閉めなきゃいけないから……」という青年に、いやいや、もう十分助けていただきました、と何度もお礼を言い、たかだか20分歩けばいいのだと明るい気持ちで出発。


が、30分歩いても45分歩いても、一向にそれらしき景色が見えてこない。

しかも、日がどんどん落ちてくる。
車がびゅんびゅん走るその端っこを段々不安になりながらひたすら歩く。

1時間。
……何か変だと思いつつ、もう引き返せないし、どうにもならない。
すると、後ろからやってきた車がクラクションを鳴らして止まった。

あの青年だった。

どうやら、「ここから15分から20分」というのは、「車で」という意味だったのだ。
英語を話すと言っても訛りが強い上、片言なので聞き間違えてしまったのだ。
道理で、歩くと言ったときのお兄さんの反応が微妙だったわけだ。

車に乗せてもらい、世間話をする一方でぞっとした。
絶望的に遠い。
重い荷物を抱えながら徒歩だと4、5時間はかかるのではというくらい、遠かった。

今から思えば、グアタペからのバスを降りた時、空港(方面)行きのバスに乗り換えなきゃいけなかったのだ。


青年はホセさんといい、ホセさんのおかげで文字通り命びろいした。
しかも、途中で地元の人に道を尋ね、なんとホステルまで送ってくれた。感謝してもしきれない。
あの時間に店じまいをしていたので、きっと15分遅くても、早くても駄目だった。しかも、相手が英語を話すという幸運。さらに、帰る方向がわたしたちが向かう方向と同じという偶然。
ホセさんじゃなかったらどうなっていたか。歩道もない真っ暗な夜道を闇雲に歩く? まさかのヒッチハイク? 野宿はさすがに……。
考えるのもおそろしい。
大袈裟だけど、奇跡のような幸運だと思い、その晩はもちろん、そこからしばらく感動に浸っていた。
今でも、思い出す度にしみじみ感謝が湧いてくる。


最後に……、
グアタペからメデジン空港 バス 行き方 
みたいな検索で興味がある人へ。

道路に通りの名前はないし、バス停も標識みたいなものはない(歩道橋の下にひとが固まって待っている感じ)。もちろんタクシーなど走っていない。とりあえずグアタペからのバスを降りるときに、空港の方角を尋ね、降りたらその方向へ向かうバスを探すしかない気がする。
ちなみにあとから調べたところ、私が降ろされた場所は、60号線とGuarne-Aeropuerto Jose Maria Cordovaが交差するところ。Hipódromo de Guarneがあるところ。
検討を祈ります……。


いつもありがとうございます。
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by paquila | 2019-04-16 07:33 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_7】グアタペのジェシカ   

●グアタペで山登り

メデジンからバスに揺られること、2時間ほど。グアタペという町にやってきた。
日曜の夜、お店は早々に閉まい、高校生くらいの子供がつくった(=レンジでチンした)たいしておいしくもないホットドックを胃に詰め込んでさっさと寝る。
が、町は閑散としているわりに、夜中はものすごくやかましくてちっとも眠れなかった。

チェックインの手続きの最中、ホテルのおじさんがしきりに呼んでいた女性「ジェシカ」。
大声で何度呼ばれても1度も顔を出さなかったそのジェシカと同一人物かわからないけど、ホテルの周囲で20人くらいの人間が夜通しわいわい騒ぎ、ジェシカ、ジェシカとうるさい。ジェシカって誰なんだ。何なんだ。
加えて、音楽、車の騒音に犬の鳴き声まで重なり、それが朝まで。
ジェシカも朝まで。ジェシカよ、いい加減現れたらどうなんだ。


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グアタペの印象がもやもやしつつ、翌朝、バスでお山へ向かう。

お山とは、Piedra del Penol(ペニョールの石)、またの名を単純にLa Piedra(石)、またの名をEl Penon de Guatape(グアタペの岩)。
ペニョールという町との境界線にあるので、ペニョールとグアタペ、ふたつの町が「あれはうちの岩だ」「いや、うちのだ」と主張しているのだとか。

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200メートルある直角にそびえるこの山にへばりつくように階段がつくられ、その段数、659段。……見るだけでイヤになる。
でも階段がなかった頃、それでも誰かは登ったのだ。
なんで登ろうとしたんだ。そこに山があるから?

がんばってのぼります。

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気分が悪くなったり、頭痛を感じたらこちらへお電話を。
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頂上に着くとさらに展望台があって、これもまた階段。ここを合わせて一般的に740段と言われているみたい。
湖と島の緑がとてもきれい。
晴れていたら、青空がよく映えるだろう。でも、晴れていたら、疲労は5割り増しに違いない……。
ちなみに、これが人工湖というからびっくりする。

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アイスを食べて休憩。
棒がアイスの中心ではなく端っこに刺さっていて、これがコロンビアクオリティなのか、コロンビア流なのかよくわからない(笑)。

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ここにきて初めて日本人を見かけた。それも女性ふたり。それぞれ単独で旅をしているようだったけれど、お互い話しかけていたみたい。わたしも混ぜてー、……とはもちろん言えず。中国人か韓国人と思われていただろうなあ。

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●村中、カラフル

グアタペの町はとても小さく、2時間もあれば歩いてすみずみまで見てまわれる。
見所は、Zocalos(ゾカロス)と呼ばれるとってもカラフルな壁の彫刻。壁の下の方にある。膝、か腰(日本人は背が低い)の高さくらい。

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はるか大昔からこうだったわけじゃなく、ある時、市長が「ぜんぶの建物にゾカロスを入れようじゃないか」と言い出したのだとか。景観を良くして、まちに個性を出して、観光客を増やすために(……というのが通説だけど、諸説あるみたい)。

単純に模様を描いているだけじゃなく、楽器、動物などもろもろ。農作業の様子なんかは、郷土の風景画を見るようでおもしろい。

(写真下・左上)ほら、階段ないけど登ってる!
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広場の教会にて。シンプルだけど、見事な木造の天井。
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こういう伝統的?な家々が密集する中心部から少しそれると、モダンなアパートや家が見えた。
メデジンでも思ったけれど、皆が皆、伝統的な家に住んでいるわけではなく、やっぱり建物のみを一見しただけではどこの国かわからないような今風の家も、ちゃんと?あるのだ。

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そこに国旗があればどうしても撮ってしまう……。
そして、のぞくワンコ。
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夕方には引き上げ、次の場所へ移動。
それが問題なのでした。

つづく。



■旅の豆知識■


◇グアタペのとっても小さなバスターミナルはこんな感じ。
湖沿いにある。


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窓口は上の写真で男女がふたり背中を向けて立っているところ。
行き先と料金が窓に貼ってある。英語は通じないけれど、バスの案内人が外で忙しく働いているので、まあなんとかなる。

ここからLa Piedraに行くときは、メデジン方面のバスに乗るためか、先に長距離移動を予約した人々を乗せ、最後の最後で呼ばれた。ミニバスで、吊り革も手すりもない狭い通路に立つ羽目に。15分程度なのでたいしたことはないけれど。

ちなみに、La Piedraからの帰りは(グアタペまで)トゥクトゥクで、COP10000(約360円)。行きがバスでひとりCOP4500(約160円)だったので、まあ悪くない。

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いつもありがとうございます。カナダ情報じゃないですが……。

by paquila | 2019-04-15 16:58 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_6】東京メトロとメデジンメトロ、どっちがひどい?   

●丸いものを丸く描く技。ボテロ

メデジンのもうひとつの見所であり、名物は、ボテロ。
フェルナンド・ボテロさんという。1932年生まれなので今年で……87歳? 正直、コロンビアに来るまでこの芸術家のことはまったく知らなかった。
なんでもかんでも丸々とふくよかにしてしまう描き方が特徴。

ギターも丸い……。
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Museo de Antioquiaは、通称「ボテロ美術館」とも呼ばれ、メデジン出身であるボテロの作品を多く所蔵している。
丸いオレンジを丸々と太らせて描ける人は、この人のほかにいないのではなかろうか。
絵画が中心で、とても見ごたえがあった。

見よ、この丸々としたオレンジ。
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美術館の目の前にあるのは、Palacio de la Cultura Rafael Uribe Uribe(ラファエル・ウリベウリベ文化宮殿)。
嫌でも目に入る見事なゴシックスタイルの外観。

宮殿前の広場はボテロだらけ。
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ところで、メデジンで困ったことは、観光用の地図が手に入らなかったこと。
インフォメーションセンターは微妙に中心地からはずれて行く暇がなく、ホテルにも置いていない。主要な教会が記された看板が道端にあるにはあるのだけど、これがまた見にくい。

コロンビアのほかの都市でも共通していたことだけど、地図が、「北」が「上」ではないのだ。
「北」が「左」だったり、「下」だったりばらばら。でも決して「上」ではないという。なんで? 「北が上」で慣れている頭で地図を見るので、とっても混乱する。
とにかく、いまひとつ地図がよく読めないまま、手元のロンリープラネットも結構大雑把だし、これには参った。予想外。

なにを言う。スマホがあるじゃないか!
ないのです。
わたくしの電話は、まるでスマートじゃないスマートフォン。壊れたまま、放置しているのであります。


●植物園で大学教授とおはなし

たった2泊3日のメデジン最終日は、Jardin Botanico(植物園)を見に行く。
メトロのUniversidad駅から徒歩30秒と行きやすい。お隣は、なにやら恐竜がそびえる科学館だかなんだか。面白そうではあるけれど、子供向けなのでパス。

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植物園は無料のわりになかなか広く、学生のグループが写真撮影の練習をしていたり、100人くらいの人たちが一同に介しヨガをしている。観光客というよりは、地元のひとの憩いの場で、実際観光向けかといえば、ちょっと見るものに欠けるかもしれない。
それでも、見たことのないアヒル(? 鴨の仲間?)や、野生なのか飼われているのかよくわからないイグアナ、珍しい植物を見て満足。

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併設のカフェで「ミロ」を飲んでいると――そう、あの「ミロ」です。牛乳に粉をとかせばチョコレートミルクのような飲み物になる、緑のパッケージのあれ。スペイン語だったのね。知らなかった。そして外でお金出して飲むのも初めてだったりする――それはともかく……、「どこから来たの?」と背後から声がかかる。

ミロ。ストローは紙。
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振り向くと、俳優のジェフ・ゴールドブラムにどことなく似たおじさまが身を乗り出している。
アメリカからきたコロンビア人のカルロスさん。
相手が「先生」かそれに近い職種の人はぴんとくる。話しているとすぐにわかる。このカルロスさんも、やはり大学で英語を教える先生だった。

「生後10ヶ月でアメリカに渡ったからね。僕のスペイン語はひどいものだよ。2ヶ国語じゃなく、1.5ヶ国語だね」と謙遜されていたけれど、サーバーと短く交わす言葉はまさに地元の人同士の自然なスペイン語に聞こえた。

実はカルロスさんは、私たちに話しかける前に別の観光客、オーストラリア人ふたり組に話しかけており、冷たく一蹴されてしまったのだった。
それが頭の後ろの方で聞こえていただけに、より愛想よくしてしまうわたくし(笑)。

適当な写真がないので、メデジンの街並みでも……。
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市民にとって過酷な政治状況だったコロンビアでは、誰でも何かしら辛い経験を抱えているもので、それはこの国に住んでさえいなかったカルロスさんにとっても同様らしい。親戚が爆発に巻き込まれた、何もしていないのに逮捕された、撃たれて殺された……。

先生だけあって、慎重に言葉を選びながらわかりやすく、客観的に話すカルロスさんは、私が日本人だとわかると、「本当に、絶対に、どうしても行きたい国が日本なんだ」と。
リップサービスかなと思いきや、友人の教授が横浜とアメリカをしょちゅう行き来しているらしく、「1度は行くべきだ」と熱心に日本を語るのだと。

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そして、「満員電車で係りの人が乗客をぎゅうぎゅう押してドアを閉める話は本当?」と好奇心に満ちた目で尋ねる。

個人的に駅員さんから押されたことはないけれど、ほかの乗客からほとんど体当たりされたことは何度もあるし、他人との間に1センチの隙間もないすし詰めの経験もある。
とはいえ、それは終電かそれに近い時が多く、普段は混雑していても吊り革につかまれる程度に、腕も顔も余裕で動かせる程度に、場所?はあった。

メデジンのメトロで怪我をしたほどではない、と言うと、「同じコロンビア人として申し訳ない。恥ずかしい」としゅんとしてしまった。
いえいえ、とんでもない。跳ね返せなかった?わたくしが悪いのです。
東京メトロはもっとひどいのかな。
東京の「すし詰め」は体験したことがない。

誰、この人。
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話は尽きず、思いがけず長居をした後、植物園の向かいにあるショッピングモールでささっと昼食を済ませる。
荷物をまとめ、北バスターミナル(Terminal del Norte)から出ている17時のバスに間に合った。
グアタペに向かうのであります。


■旅の豆知識■

◇グアタペ行きのバスは、多くの人が同じ情報をネットに書いている通り、Terminal del Norteの14番窓口(Sotrasanvicente)で乗車券を買うことができる。お値段は、COP15,000/人。購入の際にパスポートを求められた。


いつもありがとうございます。次回はグアタペで山登り。
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by paquila | 2019-04-11 07:02 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_5】斜面を埋めるスラム街に、何を見るのか(メデジン)   

コロンビア旅行記のつづきです。

communa13のエスカレーター同様、メデジンの貧困地区に風穴を開けるべく作られたものがある。
ケーブルカー(Metro Cabre)。
街から山へ、びゅーんとひとっ飛び。それが、メトロと同じ料金で乗ることができる。もっと言うと、ケーブルカーとメトロの乗り換えが、改札を出ない限り1枚の切符で(1回分の乗車券で)できる。山から出られなかった人たちが、街に出て働けるようになった。

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基本的に、観光用ではなく市民の足。
それに観光客が目をつけ、治安が改善したとはいえ、やっぱりよそ者にはまだまだ危険で立ち入るべきではないところを、頭上から、言葉は悪いけれど文字通り「高見の見物」ができてしまうという。

communa13のSan Javier駅から、La Aurora駅までの、Line J。
山の上に行くだけだと思ったら、なんと山一つ越え、そのままぐーんと次の山まで。全長2.7km。15分くらいかな。一体どこまで行くのだと驚いた。なんてすごいものを、すごく便利なものを、作ったのだろう。

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眼下は一面赤煉瓦の家・家・家。トタン屋根、ガラスのない窓。街から離れるほど家の質が悪くなり、道幅も狭くなるようだった。日はすっかり暮れている中、子供が外で遊ぶ声や犬の鳴き声、大音量の音楽が頭上をびゅーんと走るゴンドラの中まで聞こえてくる。
人間が暮らしているのだなあとしみじみ思ったけれど、じぶんがこの「観光」で何を見たかったのか、よくわからない。


●Metrocabe Line K でSanto Domingo駅まで

翌日は、別のメトロカブレに乗りに行った。
Santo Domingo駅まで。
メトロからケーブルカーへの乗換駅であるAcevedo駅へ向かう間、川と平行して走る街並みを電車の窓から眺めていると、ゴミだらけの川岸に明らかに崩れかけの家々が目立つ。
そういう地域を見に行くというのもどうなのだろう。貧しい環境を見て何かに活かすため? 寄付とか? 或いは、単に「外」の世界を知るため? 

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だって、それしかない。
たとえば、市場とか、美しい風景とか、お祭りとか、ほかに主だった目的があるわけじゃない。たぶん、だから納まりが悪いのだ。気持ち悪い偽善に似た罪悪感のようなものが底にある。
やっぱり、何を見に行くのかよくわからなくなった。
でも、そんなもの吹っ切って、貧困地区を見に行くのだ、とすぱーんと言えてしまえば楽だった。そしてたぶん、そうするべきなのだ。ごにょごにょ言ってないで。

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ひとつつけ加えるとすれば、ケーブルカーから下を見下ろしていると、中には赤煉瓦ではなく、コンクリートでできた現代的できれいな家も混じっていて、お金のある人はそれなりの生活ができていることがわかる。

ケーブルカーは10人乗り。
そこで暮らす地元の人と相席になった狭い空間で、ぱしゃぱしゃ写真を撮るのもどうかと思い、写真はほとんど撮っていない。


いつもありがとうございます。メデジンは次回でおしまい。
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by paquila | 2019-04-08 04:06 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)