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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 2019年 03月 20日 ( 1 )   

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_3】メデジンの丘で絵のモデルになったお話   

常夏のカルタヘナからどーんと南下してAntioquiaという地方にある都市、メデジン(Medellin)へ向かう。ボゴタに次いでコロンビアを代表する大都市。
バスで20時間もかけていられないので、飛行機でびゅーんと。
時間と安全をお金で買うべく、1番高いけれど1番遅延やトラブルが少ないと評判のAvianca航空で。ちなみに、片道で大人ひとりCOP154.290(5500円くらい?)なので高いと言っても先進国のFSC(格安ではない普通の航空会社)に比べればしれている。

1時間ちょっとでメデジンに到着。
空港は街からうんと離れており、ミニバスで山道をすっ飛ばし、1時間弱で市内に着いた。このバスがひとりCOP10.000(355円)なので、バスもやっぱり安い。
ここは常春、と呼ばれているらしく、常夏のカルタヘナと比べると若干気温が低く、日差しもやさしい……ような。Tシャツ1枚で充分暑いけれど。

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午後から、ヌチバラの丘(Cerro Nutibara)へ行ってみる。
ロンリープラネットおすすめの行き方は、メトロの「Exposiciones」駅からタクシーで丘にのぼり、帰りはハイキングがてら歩いて戻ってくるコース。隣の駅からはバスもあるらしいけれど、日が暮れる前にさっさと行って戻ってきたいので、渋々タクシー。
気のいいおっちゃんだったけど、何故かやたらとぐるぐる遠まわりし、妙に時間をかけて到着。不審に思いつつも、一方通行や工事といった道路事情なのかなと想像する。
が、帰りのタクシーが丘から駅までまっすぐびゅーんと走ったことを思うと、ああ、やられたな、地味にボラれたな、と気づくのだった。


さて、ヌチバラの丘。
丘の上には小さな教会やカラフルな家が建ち、この地方の伝統的な街並みをぎゅっと縮小した観光名所になっている。
併設の博物館(Museo de la Ciudad)はメデジンゆかりの著名人の写真パネルのみで、英語の解説文も多少あるとはいえ、ふーん、くらいの印象で終わる。

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見所はやっぱり、この景色。
山にへばりつく赤茶の家、家、家。

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だだっ広い展望台で観光客を待ち受けているのは、寄付を求める団体。寄付しませんかとやたら声をかけられるのにうんざりしかけた頃、また別の青年から声がかかる。

「これ、君だよ」

はい?
見ると、手描きのイラスト。
笑ってしまうほど、私ではないか。

「今さっき、僕が描いたんだ」

……。
差し出され、警戒心全開でためらいがちに受け取る。
かつてニューヨークで似たような「芸術家」に対してニガイ思い出があるわたし。警戒心500%。
で、いくら要求してくるつもりなのだろう。

それにしても、野暮ったいな、わたし(笑)。
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青年「プレゼントだよ」
私「なんで? 絵の練習?」←先に全力で牽制するわたくし 
青年「そんなようなもの。ここに来てしょっちゅう描いてる。買い取ってくれてもいいし、持ち合わせがなかったらギフトとしてもらってくれたらいい」
私「今、こまかい現金がないの」←警戒心500%
青年「いいよ。僕のほかの絵も見る?」
私「見る」


見せてもらったスケッチブックは、人物画から風景画、点描と様々で、どれも黒いペンで描かれたもの。
話しているうちに、本当に絵を描きながら人と話すことを楽しんでいるだけの人、ということがじわじわわかってきた。
しかも、アメリカに6年ほど住んだことがあるとかで、英語が上手いのだ。6年でここまでぺらぺらになるなんて、それだけで頭が下がる。ゲンキンなもので、警戒心が引っ込み、尊敬の念がふつふつと……。

史上最悪の麻薬王、Pabro Escobar(パブロ・エスカバー?? エスコバル?)が築いた犯罪組織、カルテルによって、1980年代はとんでもなく危険で犯罪の温床、普通の市民はおろか、警官までばたばた殺されるような無政府状態だったメデジンが、ここまで安全に暮らせるようになったこと。
以前はテロの爆弾で毎週70人が殺されるほどひどい状況だったけれど、1993年にエスコバルが死に、良い方へ変化しつつあるコロンビアという国のことをざっくり話し、彼はさわやかに次の被写体へと向かって行った。


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今さら「あ、小銭、実はあるんだよね」とも言えず、「名前を教えて」とだけ尋ねると、インスタグラムのアカウントを教えてくれた。

「タグをつけて! 君の友だちに紹介して!」

えっと、タグってどうやってつければ……。
そもそもインスタグラム、やってないし。ほぼ誰も読まない日本語のブログしかないし。
……みなさん、よければ見てみてください。

vigosketchbook

素敵な絵だらけだった。本当に絵描きだった!(失礼)



●満員電車で災難、のお話

帰りはちょうどラッシュアワーと重なる。
聞いてはいたけれど、混み具合が半端じゃない。文字通りすし詰め。動かせるのは本当に指先のみ。日本の満員電車から脱して久しいわたしにとって、この満員具合は久しぶり。

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しかも、押すのだ。乗車、降車で、後ろからコロンビア人たちが全力で押す。押し潰す、押し倒す勢いで押す。他人が傷つくことをいとわない、もはや中国で味わったあれと同じレベル。
なんだかもう、どこを蹴られてどこに何がぶつかり、どこを圧迫されたのかわからずひたすら耐えに耐えて、疲労困憊。
肩を傷めてしまい、ぶつぶつ言っていたら、翌日になってシャワーを浴びてぎょっとした。
肩ではなく腕が。コワイ色になってるー。

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■旅の豆知識■

Avianca航空・・・公式サイトは英語のページもあって、特別価格の航空券も海外から買えるようになっている(……が、しょっちゅう購入手続きの途中でエラーになるので注意)

◇メデジンの空港から市内へのバス・・・「the Nutibara Hotel, El Centro」と「San Diego Mall」のふたつの行き先があって、バスのフロントガラスに行き先が出ていたけれど、念のため係りの人(運転手とは別に、乗客を案内する人が乗り場にいる)に確認した方が無難。「the Nutibara Hotel」行きはホテルの裏側に停まる。そこからメトロの「Parque Berrio」駅までは歩いて5分もかからない。ホテルを背に、モノレールのように頭上を走る線路をたどればいいので、簡単。


いつもありがとうございます。次回もメデジン。
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by paquila | 2019-03-20 09:00 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)