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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 2019年 03月 17日 ( 2 )   

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_2】安心・安全な観光地、カルタヘナ   

真冬からいきなり真夏の世界にやってきた気温差に面食らいつつ、空港から街へ向かう市バスを探すも、とりあえずバス停が見つからない。
現地の人に聞くも、誰に聞いても適当な答えばかりで、挙句「タクシーに乗れ」「タクシーで2000ペソだ」と。
コロンビア人は優しい! 人懐っこい! 誰でも彼でもめちゃくちゃ親切! と、旅行前に繰り返し読んだり聞いたりしてきただけに、第一印象は「なんだ、結局ほかの国と同じ(地元民はわりとてきとー)じゃないか」と。

ぶつぶつ思いながら仕方なくその人たちが指差したタクシーに乗ったら、案の定、2000ペソなわけがなく、10,000ペソ(355円)でした。バスならひとり2000ペソ程度ですむところを……。
この程度のこと、慣れているし想定内だけど、いかんせん「すばらしきコロンビア人」の擦り込みが強かったので、出鼻をくじかれた気はいなめない。


気を取り直し……。

Cartagena(カルタヘナ)は、カリブ海に面した南の端っこの街で、おもに旧市街が観光の見所。高層ビルが立ち並ぶ新市街はビーチでごろごろしたり買い物したり、お酒を飲むことが醍醐味のリゾート地。ウソかマコトか、男性がひとりでごろごろしていると、カラダを売りに美しきコロンビア女性がうようよ寄ってくるとかこないとか……。

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さて、旧市街。
Las Murallasと呼ばれる巨大な壁で街がぐるっと囲われている。
壁といっても堤防のようなもので、とんでもなく厚みがあり、上を歩けるし、開けたところにはレストランもあったりする。
これはかつて敵から、そして嵐から街を守るためのもの。敵にはカリブの海賊も含まれるというから、こんな屈強な壁が必要なほど海賊が脅威だったのかと、考えてしまう。ディズニーランドの陽気な海賊たちと現実は違うのだ。

「壁」の上から。
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壁の内側は、植民地時代の色鮮やかな建築が残る完全なる観光地!
3歩歩けば売り子やツアーの呼び込みの声がかかる。
泊まったホテルの目の前がPlaza Fernandez de Madrid(フェルナンデス・デ・マドリード広場)という公園で、ひときわ色んな人々がたむろ――もとい、くつろいでいるのだけど、ここを縄張り?にする売り子に到着早々目をつけられてしまい、困った。

「ニーハオ! チャイナ!」

とりあえず、初対面でこれなので、カナダから来た日本人だと返すと、

「ジャパン! どっちも『こんな顔』だから区別つかないよ」

と、両手で目の端をびよーんと引っ張り、きつね顔を作ってみせる。
蔑視的な意味を含もうが含むまいが、こういうジェスチャーが存在することは知っているから別に驚きはしないけれど、海外に住んであと少しで10年(!)、日本から遠く離れた国にもいくつか行ったわりに、目の前でこれをされたのは実は初めてなことに気がつく。
でも、明らかにこの男に悪気はなく(うざいけど)、愛想笑いでやり過ごす。


その後、英語を話すとっても親切なホテルのお兄さんにこの件を話すと

「あいつ、ほんとうざいんだ」

と、黒い瞳でうんざりと、本当に辟易した様子でつぶやく。
どうやら、常習犯らしい。

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ところで、カルタヘナ滞在中は朝晩ホテルの周りを歩くだけで、このニーハオ男に散々つきまとわれることになる。

「よお、カナダ!」
「おーい、カナダ!」
「あ、カナダ! ハロー!」

と寄ってくる。
いっそ自分の名前を「金田さん」ということにして、「やあ、金田!」と呼ばれていることにでもしようか、などとややこしい妄想まで思いつきつつ、3度目辺りからは「ハロー、じゃあね」で無視する。←スペイン語でコンニチハすら言わない無愛想なわたくし。

そして、毎日のようにこのことをフロントの青年に話し、青年が伏せ目がちに「あいつ、本当にうざいよね」とアンニュイな溜息をもらすのを聞いて、ひそかに溜飲を下げるのだった(笑)。

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それはさておき、ニーハオ男を振り切り、旧市街から東に歩いて橋を渡ると、Castillo de San Felipe de Barajas(サン・フェリペ要塞)。

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スペイン人が造ったごつい要塞で、1度も陥落したことがないのだとか。
見た目はシンプルだけど、建物の内側にはいくつも細く複雑なトンネルが設けられていて、敵のどんな動き、たとえば足音ひとつにしても、どこにいても聞こえるようなしくみになっているのだそう。へーと思いつつ、とにかく強烈な日差しから逃れられることがありがたく、トンネルを見つけるとつい入ってしまう。


もうひとつ、観光の目玉?である、Convento de la Popa(ポパの丘)にも行くつもりでいたのだけど、例によってホテルのお兄さんに相談すると、「あそこは酔っ払いがパーティしてたりするからあまり近寄らない方がいいよ。眺めが良い場所なら、サン・フェリペ要塞で充分だよ」と言うので、言うことを聞くことにした。
丘の周辺の治安が悪く、タクシーで行くしか方法がないし、タクシー嫌いなわたしとしてはまあいいかと。ただ、有名な観光名所なので、パーティ云々は夜だけの話かもしれない。


か、かわゆい……。
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旧市街の南側に位置するGetsemani(ヘツェマニ地区)で、落書き……を越えた壁画を見たり、Plaza de Bolivar(ボリビア広場)でいきなり巨大イグアナを発見し、その上、現地の人が上を指差して口々に何か言うので、見上げてみたら、なんと野生のナマケモノが木の上で丸まっていたり。

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Museo Historico de Cartagena de Indias(カルタヘナ歴史博物館)は、アフリカ人が奴隷として連れてこられた歴史を紹介していて、そのひどい有様に閉口した。

旧市街をぶらぶら歩き、外壁の上をぶらぶら歩き、外壁の外もぶらぶら歩き、意外と波が強いカリブ海でびよーーんと飛びまわるウインドサーフィンを眺めながら、そういえばカリブ海を見るのは人生で初めてじゃないかと思いあたり、カナダに住みながらよもやこんなところにまで来るとは……などと思いを馳せる。

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白昼堂々強盗に遭ったとか、殺されそうになったとか、何故か逮捕されたとか、旅行前に色々読んだり聞いたりしていたため、この時はコロンビアに対する警戒心がちがちだったけれど、今思えばいちばん凝縮された観光地で、いちばん安心・安全な街だったかもしれない。極端な話、口がぱっくり開いたカゴバッグ片手に歩いても大丈夫なほど。


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そんな海のリゾート地で2泊3日を過ごした後は、内陸部のメデジンへ移動です。


いつもありがとうございます。カナダ情報じゃないですが……。

by paquila | 2019-03-17 07:37 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【コロンビア_1】失礼ながら、どこそれっていう国へ   

何がどうしてこうなったのか。
航空券のシートセールとにらめっこして、1月に「万引き家族」を観てどーんと浸ったホームシックを経て、紆余曲折を経て、なんだかんだでどういうわけか行くことになってしまった。


南米はコロンビアへ。2週間ほど。



コロンビア。
どこかというと……、


南米の地理がわたし同様若干あやふやな皆さまのために。
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これほど気乗りしない旅というのも珍しい。
そもそもどこそれって感じだし、ラテンのノリってニガテだし、麻薬大国な気がするし、殺人大国な気もするし(麻薬がらみだの、強盗だの、誘拐だの……)、お隣のベネズエラはいまエライことになってるし。

でも2月だし。雨だし雪だし寒いし。
南へ行けばあったかいかもしれないし。
それに、意外にも周りのカナダ人は「僕、昔行ったことある」「私、去年行った。大好き」とかいう人がちらほらいて、そこまで珍しい旅先でもないのかなと。

というわけで、いざ、びゅーんと南(半球)へ……。



ではなく、一度極寒の東へ行かねばならなかった。
エアカナダで4時間半ほどかけてトロントへ。そこからエアカナダ・ルージュに乗りかえて、今度こそ南へ約5時間半。
しかも、南半球ではなく、ぎりぎり北半球だった。
赤道のちょっと上。


とにかく、着いた先は……、

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カルタヘナ(Cartagena)。
カリブ諸島に近い、南国ーーー。いきなり30度越えーー。


というわけで、しばらくコロンビア旅行記です。




いつもありがとうございます。カナダ情報じゃないですが……。
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by paquila | 2019-03-17 07:02 | 【コロンビア-2019】 | Comments(0)