恒例の?ごはん記録。
マレーシア料理を食べねばー!! と意気込んでよく食べたのが、nasi lemak / ナシ・レマク? ナシ・レマ? ココナッツミルクで炊いたごはんにピーナッツ、揚げた小魚とお肉のおかず(主に鶏カレー)がひと皿にのっかったもの。
ホテルの朝食ビュッフェにも毎日用意されていて、これを朝から?と思ったけれどせっかくなので毎日食べていたら、マレーシアの人は普通に朝食として食べているのだそう。
見た目通り、辛い辛い鶏のカレーとか。
夕飯は、夜店で有名な通り、Jalan Alor / ジャラン・アロー によく食べに行った。
平日だというのに、ものすごい人。ものすごい活気。
延々と続く飲食店は、その店で出す料理の写真入りの巨大な看板があるにもかかわらず、もう何が何やら(正直に言うと、どのお店も同じに見える……)。
わかりにくいけれど、串刺しのカエル。
それでも、ついに、ついにタイのパパイヤサラダ(爽やかな見た目とは裏腹に、口に運ぶのがツラいくらい辛い)とか、同じくタイの貝の炒め物を食べることができて大満足したり。←マレーシアじゃないやんていう。
パパイヤサラダ(左)。
chicken fish / チキンフィッシュを丸ごと(!!)食べてみたり(上の写真)。
席に座るやいなや、サーバーのお兄ちゃんから「チキンフィッシュ! チキンフィッシュにしなよ。チキンフィッシュでいいね?」と半ば強制的に?注文させられ、出てきたものに仰天。これはすごかった。あごの骨が大きくて頑丈で。道行くひとも皆「何それ、すごいね」と見ていく。えっ、地元の魚なんでしょ? 有名なんでしょ?(たぶん)
何故チキンと呼ぶのだろう。
味は……、魚だったけどな。
でも久しぶりに焼き魚にたーっぷりライムをしぼって大満足したのだ。
自分でおかずを取る道端のお店。右下の青い巨大バケツからごはんをよそってもらい、左側に並ぶおかずを好きなだけごはんの上にのっける。
路面店で、外にテーブルとプラスチックの椅子だけ置いているようなところでは1食3ドルほどで済むから驚く。
ドアあり、壁あり、冷房あり、の食堂でも相場はカナダの半額くらい、な気がする。どこの国でもそうだけど、現代的かつ西洋的なおしゃれで綺麗なお店は相応なお値段。
食べたかったのに食べ逃したもの。
たとえば、bak kut teh / 肉骨茶 という豚肉の煮物(中華系)。rojak というサラダとか、生魚のマリネ、umai 。otak otak という魚のすり身をバナナの葉に包んで蒸し焼きにした料理、とか。そして、hainanese chicken rice / 海南鶏飯 も食べ損ねた……。
悪臭放つドリアンは、食べる機会はたくさんあったけれど、無理やり食べるものでもないだろう、とパス。食べられなかった台湾の臭豆腐といい、わたしはニオイに弱い。ついでに言うと、キムチも臭いが強すぎて苦手なのです。
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それにしても、マレーシアはインドやタイほど汚くないし、何より客引きがそこまでしつこくないのですごーく歩きやすかった。あの2国では旅の間中、日に何度も憤慨していた気がするけど、今回はそれがまったくなかったという。
よく、バックパッカーの入口としてタイが旅しやすい、と言うけれど、わたしはマレーシアの方が入門編として向いているのではと思う(それともマレーシアでは綺麗すぎるのか?)。
食べ物はタイ、インド、インドネシア、中国が混ざったような感じ。
1度も日本食が恋しくならなかったのは、今思えばひょっとするとカナダで多国籍料理に慣れたせいかもしれない。
もちろん日本でも各国料理が食べられるし、食べていたけれど、やっぱりこっちの移民が作る料理とは少し違う。こっちはこっちでカナダ人好みにしている部分は色々とあるとは思うけど。
香辛料や香草、油の使い方に随分慣れたのかなー。
見逃したものも多いし(しつこく言うけど、博物館をあれもこれも見逃したのは残念で残念で……)、いつかまた行ってもいいかなと。
いつもありがとうございます。マレーシアはこれでおしまい。