書こうかどうしようかとっても迷ったのだけど……。
一応記録として。まだ夏だった(←過去形)8月のお話。
夜ごはんを食べに行くのは初めて。ただ、ランチメニューがないのでいつ行っても変わりはない。
日曜の夜だというのに、何故か「今日はお酒を販売できない」とのこと。がっかり。おまけにパティオは「改装のため閉鎖」。夏なのに! 閉鎖って!!
気を取り直し、前菜にピザ。「悪魔」という意味のDiavola。
トマトベースにモッツァレラチーズ、sopressata と capicolloという加工肉。バナナペッパーにチリ。
たまにはちゃんとした(?)イタリア料理の前菜が食べたいなー。
ぶつぶつ言いながらひと口だけ。
辛いです!
おいしいけど辛い!
Carbonara / カルボナーラ。
この頃には外が段々暗くなり、照明がろうそくの明かりくらいしかないカナダのレストランでは写真がぼけぼけ。
いわゆるたまごソースではなく、クリームパスタに半熟たまごがのっかっているような。麺は平たいパスタ。さいの目切りのベーコンがごろごろ。麺だけ食べると、もうちょっと塩が欲しいかなと思うのだけど、これがベーコンと一緒に食べるとそれはもう絶妙な塩加減になるから、わあ、ちゃんと計算しているんだなと。
Pollo Saltibocca / 鶏のパン粉焼き?
下に見えているのは芽キャベツかと思いきや、ルッコラのニョッキ。
もちもちしているから親指の先くらいの小さな形が口の中でちょうどいい。
食後にTiramisu / ティラミス。
おなかいっぱいでひと口だけ味見。
もしやこれまで食べた中でも群を抜くおいしさでは……!!
なんだか口当たりが軽い!! それにカナダにしてはそこまでコテコテのベタベタに甘くない!
おなかに場所があればひとりで1個ぺろりといけそう。
おいしいですね、おいしいですね、と食べ、大満足で帰宅。
そしてその夜……。
*
すさまじい腹痛と吐き気と眩暈と変な汗に見舞われ、トイレでひとり行き倒れ寸前になった。っていうか、文字通りごろんと倒れた(外国のトイレはお風呂とくっついているので場所があるのだ。ってどうでもいいけど)
意識が飛んでしまうかと思った。
80ドル分のごはん、出したらもったいない……、という葛藤と、この国で救急車(病院)の世話にはなりたくない……という葛藤の結果、じぶんでなんとかして事なきを得た。幸い3時間くらいで動けるほど回復。
単なる食べ過ぎだと思いたいけどー……、たまごか? ベーコン(加工肉)か? ソース(乳製品)か? あたったのは私だけなので絶対カルボナーラだと思う。
平日でもまずまずお客さんが入っているお店なので、腐るほど古い食材とは考えにくい。ただ、ものすごく暑い日だったので、常温放置で傷んだのだろうか、などなど考えてしまう。恐ろしい。
いつもありがとうございます。