世界を食べ歩き3:Surrey Fusion Festival 2015
今年も「Surrey Fusion Festival」の季節がやってきた。
1年に1回、このときだけしか行かないSurrey市。
1年経つのは本当にあっという間で、愕然とする。
今年は、アフガニスタン、スコットランド、タイなど6カ国が新入り。
日本はやっぱり今年も不参加。
まあ、皆が期待するジャパニーズフード=スシをこの炎天下で出されても困るけれど。タコヤキはリッチモンドのナイトマーケットで忙しいだろうし(というか、そもそもここはサリーだ)。日本が参加するなら何がいちばんいいかな、なんてわりと真剣に考えながら歩く。
残りの人生で果たして訪れるかどうか極めて不明な南アフリカ、のチキンプレート。
付け合せは、ややピリ辛の豆ごはんとスロー。
ベトナムの鶏サンドイッチ、Banh Mi Ga(カタカナで書くと「バインミー」だそう。「ガー」が鶏)。
今年初参加のベトナム。ベトナム料理屋にはよく行くからこれは外そうと思ったけれど、ベトナムサンドイッチなるものは、まだ食べたことがなく、いつも気になっていたのだった。
カリカリを通り越して、バリバリにトーストされたパンは、単純に調理の女の子がものすごくゆっくり作っていたからだろう。(わたしもトロイので他人のことは言えないのだけれど)あんなにゆっくり調理する人を初めてみた。
とにかく、そのガリガリのパン間には、甘いピクルスのような野菜と、パクチーの香り。香ばしい鶏。ハラペニョのパンチのきいた辛味......は、サンドイッチの片側の端の端に。なぜ、まんべんなくのせてくれなかったのだろう、あの子。
今年は我らがカナダのプーティーンも。$8もする。
カナダ料理だから、そこら辺のレストランで食べる方がいいに決まっているのに!
これもベトナムサンドイッチ同様、レストランで、そこにあるのに、頼めば食べられるのに、ちっとも食べない料理のひとつ。
フレンチフライ(=フライドポテト)の上にグレービーソースがかかり、モッツァレラチーズがのっている。お芋のカリカリ具合は期待以上だったけれど、塩辛過ぎてたいへん。病気になっちゃう塩辛さ。結局、1/3食べて、お持ち帰り。
ほか、甘いものは、ペルー......だったかな?のさっくさくのチェリーパイ(写真下・左下)に、フィリピンのバナナの春巻き、ピスタチオソースがけ(写真下・左上)。
いちばんおいしかったのは、南アフリカのフツールパンチ。生姜がきいた果物ジュース(上のプーティーンの後ろにうすーくぼんやり写っているのが、それ)。$2。日陰がほとんどない炎天下のもとでは、冷たくてほどよく甘く、ピリッとした生姜の風味が癖になるこの飲み物がおいし過ぎて、思わずおかわり。
なんだかんだで、$20を使う。
食べ物はどれも冷めているし(プーティーン以外)、割高だし、暑いし、$20あればそこそこの(エアコンのきいた)レストランでおいしいブランチを食べられそうなものを......、と思いながらも、まずまず楽しかったりする。
また夏がきましたね。
いつもありがとうございます。
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by paquila | 2015-07-25 08:23 | 【Van】地域いろいろ | Comments(0)