世界を食べ歩き2:Surrey Fusion Festival 2013
料理を中心に各国が民芸品や観光誘致でテントを飾る。
今年は快晴!
去年も今年も日本がない! 韓国もなければ、フランスやドイツもない! なのに聞いたこともないようなどっかのアフリカの国や、島はある。
なんで? なんで? と思っていたら、なんのことはない。
Surry市主催で、Surry市のコミュニティが出店しているからだ。
「国」ありきで出店を集めているわけではなかった。
今年も主旨は、「今後訪れる可能性が著しく低い国を中心に食しましょう」。
最初はフィジー。
どこだっけ。オーストラリアの辺り。……ざっくり。
イドリー(フィジー)のミニサンド。イドリーは、お米と豆の蒸しパン。南インドで食べられているもの、としか知らなかった。ピリ辛でおいしい。同じくフィジーの野菜のフリッターやlentil(レンズ豆)の揚げ物。日本でいうコロッケ。それから、フィリピンの野菜の春巻き。
ネパールのモモ。
ネパール版餃子。ほんとに餃子! インドのチャツネみたいなピリ辛ソースがかかっている。
インドネシアのChiken Satay(鶏の串焼き)と焼きそば。
青空のもと、いろいろ口にして、いつも頭の片隅に浮かぶ疑念、というか違和感。
それは。
冷めているのだ。だいたい、どれも。
そうだ。屋台といえば、「熱々」のものをほおばるもの。
たこ焼き、とうもろこし、から揚げ……。
ここでは揚げ物もなにもかも、どっさり作り置きされていて、ふにゃふにゃで冷たい。
無意識に「熱々」を期待しているじぶんに気がつき、かえって驚いた。
染み付いたニッポンのお祭り文化。
インドネシアの焼きそばなんか、惣菜が入った大きな容器の下に、なんと袋入りの冷凍コーンを敷いていた。コーンを溶かすためなのだろうけど、そりゃ惣菜も冷めますよ。
気をとりなおして、甘々デザート。
インドのアイス、Matka Kulfi。ポーランドのドーナツ。甘々のジャムがたっぷり。
いちばん下は、国の名前。トンガ。
どこ!!!
※フィジーのご近所でした。オーストラリアの東。南太平洋に浮かぶ170余りの島々。トンガ王国。
これぞ黄色人種の鏡。台湾の…かぶりもの。
男らしい顔つきでありながら、親しみやすい微笑みを常に浮かべている。
それにしても、こうして各国の料理を並べてみると、基本は皆同じだとしみじみ思う。
肉を焼く。
粉を練る。
具を包む。
熱々のたこ焼きをほおばる日本のお祭りが恋しい今日この頃。
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by paquila | 2013-07-28 09:00 | 【Van】地域いろいろ | Comments(0)