無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【ビクトリア2】お庭散策:Butchart Gardens   

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昔、美しいものを美しいと、花や木を綺麗だと、口にすることを憚っていた時期があった。
女くさくて、単純で、美しいと感じること自体、落ち着かず押し込めていた。
満開の桜を見て「今まではそう思っていたんだよ」と、初めてそれを伝えた友人とはもう疎遠になってしまったけれど、あのとき彼女はなんて言ったっけ?
綺麗なものを、綺麗だと受け入れなかったのはなぜだっけ?

花を見るたびに、そのときのことを思い出す。



さて、そんな花を見るためだけに、わざわざ足をのばし、朝からButchart Gardens(ブッチャートガーデン)に向かう。
本来ならダウンタウンから#75 Saanichton1本で行けるところを、日曜日はバスの本数が少ないため、#30/#31 Royal Oak Exchangeで終点まで行って、#75に乗り換え。

敷地は22万平米というから、かなり広い……はずだけれど、テーマごとに庭園が区切られているためか、こじんまりとした印象。
バンクーバーのVanDusen Botanical Gardenの方がはるかに広いと思いきや、調べてみると同じ面積(22ヘクタール。*大阪の天王寺動物園が11ヘクタールらしい。倍。まあ、あまりピンとこない)。

Butchart Gardensといえばこの風景、Sunken Garden。午前中は、半分日陰。
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植物の知識も乏しく、その植物に寄り添う虫もきらいなくせに、いざとなるとまじまじと観察しては写真撮影。見たこともない花や葉。奇妙な形。鮮やかな色。

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驚くべきは、色。よくこれほど微妙な色彩が自然に出るものだと。
とはいえ、よくよく考えてみると、きっと「よくこれほど微妙な色彩が出るものだ」と褒めるべきは、化学染料の方。絵の具、ペンキ、油彩。真似して作り出している人工色の方。

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Japanese Garden(日本庭園)。

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こうしてみると、日本の庭は、花がない。色がない。
にも関わらず、ほかに引けをとらない悠然とした気品があるよう――むしろほかの極彩の花々が咲き乱れる庭の方が下品に感じられるほどに――に感じられるのは、単なる自国贔屓だろうか。
すごく欲を言えば若干雑な印象も否めないけれど、本国から遠く離れた場所で馴染み深い風景に足を踏み入れることは、懐かしく、嬉しい。

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2時間半の滞在で、そこそこまんべんなく見て、お昼を食べた上、土産物屋までひと周り。とはいえ、アフタヌーンティを楽しむほどの時間はなく、ここでもサンドイッチとスープでさくっと昼食を済ませ、ダウンタウンに引き返す。

謎の巨大きのこ(写真上)は、こどものアタマほどある大きさ。つくりものかと疑う。
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by paquila | 2012-09-29 07:00 | 【カナダ】ビクトリア | Comments(0)

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