怠惰にかなわず、宅配中華:Double One
チャイニーズのデリバリー。
ごはん作るのメンドクサイ病が発病したら、もうだめ。自己との戦い。たいてい負ける。
そして、目の前に届いたチャイニーズフードをつつきながら、必ず後悔するのだ。
そこまでおいしいわけでもないし、油っこいし、そのくせあれもこれもとついつい頼んじゃって、山のような食べ物と、無駄遣いの領収書。
自堕落の集大成のような夜に、がっくりする。
Honey & Garlic Spareribs。
スペアリブはスペアリブでも、骨だった。
わずかにこびりついている身に、その倍の量の衣をつけて揚げたもの。
生き物の命を頂戴する以上、頭の先から足の先まで惜しみなくそのすべてを食べ尽くす、という考え方には賛同する。
個人的に嫌いな部位はあって、かたくなに食べるのを拒否したり、単に喰わず嫌いだったりもするのだけれど、だからといって、それを食べる文化や人に対し、「気持ち悪い、やめときなよ」と否定することは間違いだと思っている。
とはいえ、この、9割骨という食べ物……。
家で「もったいないから」とこんな風にしちゃうのならまだしも、これを「料理」として店で出すのか、中国人! と思わず苦笑い。名前を「Breaded Sparerib Bones with Honey & Garlic sauce」にしてはどうでしょう。
Deep Fried Breaded Almond Chiken
B.B.Q. Pork Chow Mein
それにしても、見事に野菜がない食卓。
いつもは野菜料理から1品、肉・魚料理から1品、と選ぶのに、この日は本当に疲れていたのか、何も考えていないのが丸わかり。
ひと皿3~4人前くらいあるので、これを数日に渡って食べるハメになる。
ちなみに出前を頼むお店は、星の数ほどあるチャイニーズレストランのうちの一軒、East Hastings の「Double One Chinese Restaurant」。
その近所に新しく出来た「Golden Lake Seafood Restaurant」も以前試してみたけれど、味はDouble Oneと大差なく、値段が平均$1-$3ほど高いので、たいていDouble Oneで済ませている。
日本のようにお惣菜天国だと、メンドクサイ病にかかっても、それはそれで嬉々として買い出しに行きそうなものを。
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# by paquila | 2012-07-24 09:40 | 【Van】Burnaby | Comments(0)