無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド3日目①】初マサラドーサ   

1月8日 マハーバリプラム

早朝海辺を散歩。
波が荒く、風も強いし曇天。
やはりあまりリゾートには見えない。
地元の漁で使うのか、木彫りのカヌーが並び、漁師たちが集まって食事をしている。
そのひとたちを邪魔しないよう避けて歩き、さらに外国人の早朝散歩をねらってか、早々と物売りがうろうろしているので、これも避けて歩く。避けたところで向こうから寄ってくるので無駄な努力だ。

砂浜はゴミだらけで、さらに、今まで砂浜という場所では目にしたことのないものまで
そこら中に落ちている。牛の落し物だ。
砂浜にこんなに牛がいるのを見たことがない。
あまり海と牛をセットで見ることがないので、とても奇妙に映る。


朝食は土産物屋の2階にあるレストランで、南インド料理であるマサラドーサを食べる。
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マサラドーサは、酸味のあるクレープのような生地の中に、香辛料で味付け(わたしにとってはカレー味)されたじゃがいもがたっぷり入った食べ物で、手でちぎってサンバルとチャツネをつけて食べる。

サンバル(写真奥・手前のふたつの器)とは、野菜を香辛料で煮込んだスープのことで、
やはりわたしからすると「カレー味のスープ(スープカレー?)」だ。
チャツネ(写真奥・いちばん奥の器)は、ソースのこと。今回はペースト状のものが出てきたが、一体これが何なのかは食べてもわからなかった。

じゃがいもにはしっかり味がついているので、サンバルやチャツネをつけなくとも十分おいしく食べられるのだが、なにしろドーサが巨大なので、味に変化を加えるためにも交互につけて食べる。個人的には、生地の酸味が無ければもっと食べやすいのにと思う。


ハンモック。お昼寝用なのか、はたまた夜もこれで寝るのか……
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マハーバリプラムの観光はきのうで済んだ。
予定より1日早く、今日は次の街、ティルチーに移動することにする。
まずは、政府州観光局に行き方を聞きに行った。

南国風にゆるいかんじのおじさんがふたり。
バスでチェンガルバトゥまで行って、そこから別のバスか列車に乗り換えると良いとのこと。
ついでに、タミル語で「ありがとう」は何と言うのか尋ねてみると、喜んで教えてくれた。
「nandri(ナンドゥリー)」と言うらしい。
インドは州によって言語が違い、このマハーバリプラムを含め、約1週間旅する予定のタミルナードゥ州で使われているのがタミル語だ。その音がほかとどう違うのかはよくわからないが、文字は妙に丸い。丸文字っぽい。

thank youはどこでも通じる。英語を話せないひとにも通じる。
たいていの国は、英語だけで旅することが可能だと思う。
それでも、たったひと言でも現地の言葉を使えるといろいろ都合が良いということは、
これまでに経験済みだった。

早速「nandri」とお礼を言って、バスターミナルへ向かう。

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# by paquila | 2011-02-02 22:30 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド2日目②】インドで初めてのごはん   

1月7日 マハーバリプラム

ファイブ・ラタから宿街へ引き返し、きのう空港送迎をしてくれた旅行代理店へ行く。
実はきのう支払いの際「お釣りが無い」と言われ、今日取りに来るように言われたのだ。
観光前に朝イチで行ったが、社長が留守で払えないと言われ、こうしてまた赴いたというわけで。
社長は店の前で仲間とくつろいでおり、わたしを見つけると「やあ!」と腕を上げた。
お釣りはRs200。社長はもったいぶって引き出しをごそごそしている。
「きのうは夜中だったし、とーーっても疲れたんだよねえ」なんて言いながら。

運転してくれたのはナミさんであって、この社長ではない。支払いの対応のために待っていてくれたとはいえ、恩着せがましい気もする。まさかこのまま支払いを渋るつもりでは!
第一きのうわたしは「夜中に運転してくれたナミさんに渡して」と、ただでさえ高い送迎代に加えて、少し多めに払っているのだ。でもいま確信した。この社長、ぜったいナミさんに渡さずじぶんのポケットマネーにしているな!!

そこで「わたしもとーーーーーっても疲れたよ」と笑顔で言い返す。
社長はにやにやしながら、とっても時間をかけてお金を返してくれた。
そこから「次はどこへ行くんだ」「バスチケットならすぐ手配してあげるよ」と営業が始まったが、「気が向いたらまた来るね」と適当にあしらって店を去る。


昼食は、海辺に断つレストラン「SEASHORE RESTAURANT」に行く。
これがインド初ごはん(今朝のマフィンはカウントしないことにする)。
海が近いのでやはりシーフードを頼むべきかと迷うが、結局ベジカレーRs80にした。
これに白ごはんRs30ルピーをつけて、占めて約220円ほど。
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辛いけれど食べやすい。ということは、外国人向けの味付けということだ。
さすが観光地。でも、最初はこのくらいがちょうどいいと思う。

浜辺寄りの席で食べていると、砂浜から物売りの女性がやってきた。
窓はなく、腰ほどの高さの壁しかないオープンテラスで、首飾りだの腕輪だのを山ほど腕にかけてそれを差し出してくる。
一度断ったくらいではまったく引かない。
時間をかけて何度もくり返し断ると、諦めて去って行った。
それにしても、ここは目の前に海があるというのに、潮の香りがしない。
海岸寺院でそれに気付き、ずっと不自然に思っていたが、結局最後まで理由はわからなかった。





午後からは、再び歩いてクリシュナのバターボール(Krishna's Butter Ball)を見に行く。
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クリシュナとはヒンドゥー教の神様のひとりらしい。
巨大な岩が、ほんの少し地面に触れているだけで、転がり落ちもせずぴったりと静止している。歩き方によると、ゾウが引いてもまったく動かなかったのだそう。
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その裏側はナイフで切ったかのように平たい。
しげしげと眺めるも、かえすがえす不思議だ。
インド人たちが体全体で押しているが、もちろんびくともしない。
地面と同じ岩、接着点が幹のようになっているならまだわからなくもないが、見てみるとそうでもなさそうだ。ここに重力はないのか? 
世の中不思議なものがあるものだ。


このバターボールから南へかけて、かなり広い範囲で岩山が続いており、そこにいくつもの石窟が残っている。東側にアルジュナの苦行(Arjuna's Penance)というとても大きな彫刻があり、ゾウや人間が細かく見事に掘り込まれている。何を思ったのか、ここで写真を撮るのを忘れてしまい、1枚も手元にない。西側は広く開けていて、河とその手前に広がるヤシの木の森が見渡せる。植物からしてここは南国なのだなと思う。


前日までコートにマフラー、手袋の完全防備の日本にいたのに、いきなり真夏の太陽のもとにさらされ、さらに岩山の丘を登ったり降りたりで疲れてしまった。夕方水シャワーを浴びて少し休んだ。朝は身体を洗うことを躊躇したが、熱い国では、水シャワーが意外といけるものだと知った。


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夕食は、歩き方とロンリープラネットの両方に名前だけ載っていたレストラン「Naurilus」に行く。観光地なだけに、お客は全員欧米人だ。混雑した店内で4人掛けの席をひとりで占領してしまい、後からきたドイツ人夫婦に相席をすすめた。
ふたりはパスタやピザを注文していたが、わたしは魚カレーRs150(約300円)にする。
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やはり外国人向けとあって、全然辛くない。サラサラしたカレーに大きな白身魚がごろりと入っており、骨を取るのに苦労した。お箸があれば! 魚が入っているわりにはあまり旨みがなく、淡白な味で少し期待はずれ。
ドイツ人夫妻は、奥さんはよく喋るのだが旦那さまが無口で気難しそう。

「わたしたち、次は島に行くのよ」

そう言って地図を指差す。
Andaman islands。
なにそれどこそれ。
インド地図の中でも別枠で載っているので、正確な位置がわからない。後々調べてみると、なんとインドよりはるかに東。ベンガル湾に位置するが一見インドネシアの続き(うんと北部)にあるようにも見える。
とても素敵で快適な場所らしい。欧米人が好んでわたしは興味がないビーチリゾートなのかしらと思ったりもするが、歩き方にはまったく載っておらず、全然知らなかったので、得した気分になった。
やはりロンリープラネットには載っているのだろうか。

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# by paquila | 2011-02-01 23:48 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド2日目①】ひとつの岩から5つの彫刻   

1月7日 マハーバリプラム


昨夜、ホテルに着いたのは0時前。
9時前に起き、シャワーを浴びる。
水しか出ない。電気もつかない……
とりあえず頭を洗って、体は濡れタオルで丁寧に拭く。

朝食はきのう飛行機から持って出てきたマフィンと水。
きのうNさんにいただいたお金を改めてみてみると、なんとRs570(約1140円!)もあった。
あの場ではばたばたしていて、まさかこんなにあるとは思わなかった。
こんな大金、どうしよう。どうしようと言ってもどうしようもないので、
大きな街に移動したら電話をかけてお礼を言おうと思う。

仕度をして、ではいよいよ外へ出ますかとドアを開けたら、
部屋の前にサルがいた。



……。



気を取り直し。
マハーバリプラムはチェンナイから南へ約60kmのところにある海沿いのとても小さい町で、見所もそれほど多くはなく、概ね歩いてまわれる。
それゆえにチェンナイから日帰りで観光に来るひとも多いらしい。
狭い範囲の安宿街は完全に観光地で、
パンジャビドレスなど、インド風の格好をした欧米人がそぞろ歩いている。





まずは世界遺産の海岸寺院(Shore Temple)に向かう。
チケット売り場には、ガイドやら何やらが手薬煉ひいて待ち受けている。
それらを振り切って中に入ってしまえば、ゆっくり歩ける。

何もないだだっ広い場所にぽつんと。
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8世紀初頭に立てられた寺院で、かつては同じような寺院がいくつかあったらしいけれど、
いまでは残っているのはこれだけ。
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彫刻の輪郭や石の角を見てもわかる通り、どこも丸く変形しており、
かろうじて原型を留めているか否か。
海―ベンガル湾がすぐ側なので、現在もどんどん侵食されていっている。
これは寺院の敷地外、浜辺から見た寺院。

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おだやかなビーチリゾートかと思いきや、波はかなり荒く、
砂浜には漁で使うのか、木製のカヌーが並ぶ。






続いて、寺院から15分ほど歩いてファイブ・ラタ(Five Rathas)へ。
道中は、石の彫刻の店が並び、店先で男たちがコンコンと彫っている。
横目で見ていると(じっくり見ると買う気があると思われて面倒だ)上手い下手に差がある。

車道を歩いていると、「ファイブ・ラタはこちら」と書かれた標識が。
明らかに土産物屋の集落を指している。チケット売り場までの道中に土産物屋を密集させて、嫌でもそこを通らせるしくみ。道なりに歩いていっても辿り着けるはずと信じ、標識を無視してまっすぐ進む。
案の定、無事着いた。
チケットは海岸寺院と共通でRs250(約500円)。

歩き方によると、ファイブラタの邦名は「5つの石彫り寺院」。
寺院と言っても、ひとつひとつは小さい。
広場のようなところにこじんまりと5つ建っているだけだ。
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が、実はこれ。
なんとひとつの巨大な花崗岩から彫られたものだというから驚いた。

ひとつの岩を掘って彫って5つの彫刻を? 
しかも、元々全体が砂に埋もれており、それを掘り出してこの形になったという。
……想像できないというのが正直な感想。

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ゾウは実物大。
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ウシの上であそぶ遠足児童。
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ここで印象的だったのが、この女性たち。
頭に載せているのは、砂。
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風と、観光客の足によって常に遺跡にあがってしまう砂を掃いては、一箇所に集め、外へ出す。延々これを繰り返している。
なんて虚しい作業。と思う反面、
それをしなければ再び砂に埋もれてしまうのだろうかと想像する。
或いは、万人に仕事が無いインドならではの、あえて用意された「仕事」なのか。
そこのところはわからないけれど、彼女たちは延々砂を掃き、集め、運んでいた。


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# by paquila | 2011-02-01 20:23 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)