無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 カテゴリ:【インド-2011】北インド( 14 )   

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド23日目】旅が終わる   

1月28日 デリー


宿のおじさんが朝からせっせとチャイを部屋まで運んでくれる。
このおじさんは最初からとても世話焼きで、あれこれ面倒をみてくれる。
「この宿を日本の友だちに紹介して」と宿のビジネスカードを2枚も3枚も渡されるが、正直、うそつきでいい加減な会計オヤジがいる限りおすすめはできない。
とはいえ、「おじさんのことを紹介するから、名前を書いて」とお願い。
すると「学校へ行ってないから文字が書けないんだ」と肩をすくめた。

思いがけない答えに一瞬面食らう。
学校に行っていなくとも、カタコトの英語を話し、ちゃんと職に就いている。
改めてじぶんの国との違いを思う。


気を取り直し、チェックアウトに向かうと、エレベーターに乗り合わせた韓国出身の女の子が「パスポートを失くした!」と騒ぐ。驚くわたしに、あっけらかんと「でも大丈夫。いまから大使館に行くから。問題ないよ」と笑う。
他人事とはいえ、わたしの方が気が気じゃない。無事「問題ない」ことを祈るばかり。





宿の誘いを断って、他所で予約した空港送迎タクシーは、実際はふつうの乗用車で、しかも相乗り。これならもっと安くしてくれればいいのに。宿のオヤジの言い値(Rs300)よりは随分安いけれど、ついつい詐欺のように感じてしまう。
運転手は相変わらずマイペースのインド人で、わたしとフランス人、スイス人の3人を車に乗せたまま、車の外でのんきに電話したりしている。
「一体なにがどうなっているのか」「間に合うのか」「これだからインド人は」と次第にインド人の感想を言い合って時間をつぶすわたしたち。

文句を言って、ようやく出発。
なんとか無事に空港にたどり着く。


帰りもマレーシア航空で、クアルランプール経由だ。
1時間遅れで離陸。

これで、インドといよいよお別れ。
体はクタクタで、あっと言う間に寝てしまう。

クアルランプールでは、機体故障で延々数時間待たされ、結局搭乗できたのは夜中の2時。
長い長い1日。


日本に戻り、最初の食事はうどん。
スパイスも油も一切入っていない透明でシンプルなだし汁が体にしみる。



これで、インドの旅はおしまい。

e0224424_23221293.gifにほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村
[PR]

by paquila | 2011-08-28 10:02 | 【インド-2011】北インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド22日目②】最後のタンドリーチキン   

1月27日 デリー


午後は博物館から歩いてコンノートプレイスへ。
コンノートプレイスは、地下鉄のRajiv Chowk駅を中心に、公園、ファストフード店、レストラン、銀行などが波紋を描くように、内側から外側へ円になって連なるデリーの中心地。ニセの旅行会社が多いことでも有名。うまいこと言って無知の旅行者に高額なツアーを組ませるらしい。
確かにあちこちから呼び込みの声がかかる。笑顔で「明日帰るの」と言い、受け流す。
インドでは珍しいマクドナルドも、ここにはある。とはいえ見慣れていることに変わりはなく、さして面白い場所でもなかった。

宿のあるメインバザールに引き返し、ぶらぶら。
バックパッカーが集まるタイのカオサンのように、圧倒的に旅行者が多い。
そしてここは南インドと違い、韓国や日本からきたアジア人が多い。たぶん多くのひとがここからインドの旅を始めるだろうから、雑多な光景にずいぶん衝撃を受けるかもしれない。すでに色々見てきたわたしにとっては、道はアスファルトだし、わりときれいな方だとさえ感じる。

e0224424_0403458.jpg

e0224424_041888.jpg

最後の最後で少しだけ買い物をして、気分良く宿に戻り、気を取り直して明日の空港までのタクシーを予約しようとしたら、料金はRs300(約600円)だと言う。きのう、同じカウンターで同じオヤジが開口一番「Rs200出せ。タクシー代だ」と言ったのはなんだったのか。
指摘すると、「キミの聞き間違いだ」と言う。呆れるほどに堂々と200%うそつき。
じゃあ「ほかで探す」と言うと「ここが最安値だ。どこの店ももう閉まってる。どこの店も明日は休みだ」と色々支離滅裂なことをわめいていた。

大体どこの宿でも共通して感じるのは、お金を握っている(=扱っている)男は大概卑しい。うそつきだし、いい加減だし、誤魔化すし、ロクな人間がいない。

道端の牛にも慣れた。
e0224424_0391196.jpg

リクシャで犬が寝ていようが、ヤギが寝ていようが、慣れた。
e0224424_040230.jpg

デリーに興味がないからか、疲れからか、それとももう帰る気でいたからなのか、最後の夕食は歩いて探すこともなく、再び屋上の観光地価格の旅行者向けレストランへ。

最後の食事はずっと前から決めていた。タンドリーチキン。
本当はこんな観光地レストランではなく、どこか街中で食べたかったけれど。
でもお肉がやわらかく、味がしっかりしみていて、満足。こんなにおいしいなら旅の最初からもっと食べればよかった。
e0224424_152599.jpg

じゃがいもとトマトのカレー、アルートマト。e0224424_163778.jpg

デリーは都会だ。
女性の服装もサリーやパンジャビドレスではなく洋服。基本的に皆髪は長いけれど、まれに短くカットしているひともいる。
道路は広く、整備されているし、バスも新しくきれいな車両だ。
「歩き方」を見ていると、もう2、3見所はあるようだけれど、まあいいかと思う。
デリーは、いいや。


明日は、日本へ帰る。


e0224424_23221293.gifにほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村
[PR]

by paquila | 2011-08-23 05:04 | 【インド-2011】北インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド22日目①】「人気者」になりたいひとは。   

1月27日 デリー


観光最終日。
どちらかというと、予備日。
バスの遅延やキャンセルなど、なにかあったときのために、最終目的地には1日前に入るようにしている。デリーにはとくに興味が無い。
とはいえ、せっかくなので近場をふらふら観光して、最後なのでちょこっとお買い物もしてみる気になる。

朝食は例によってホテルの屋上にて。
思いがけずおいしいパンと出会う。たまご2個のオムレツ、じゃがいもとたまねぎをマサラで炒めたもの、紅茶、でRs90(約180円)。観光地価格は否めないけれど、逆にこの価格に慣れてきた。

e0224424_47959.jpg

おなかがいっぱいになったところで、地下鉄に乗って国立博物館へ向かう。
さすが大都市。平日の朝の地下鉄は通勤や通学の地元のひとでごったがえしている。どこの国も同じだ。しかも構内に入るために荷物チェックまである。
地下鉄は近代的で、案内表示も随所にある。面倒なことになると困るので、写真は控えた。ぎゅうぎゅう詰めで、いくつか車両を見過ごす。とても入っていけない。でもいつまでも待っていられないので、女性専用車両に突っ込む。
1度乗り換えて、博物館付近の地上に出る。

道に迷いながら博物館へ。
途中、小学生の遠足バス?2台の横を通り過ぎる。スズメの合唱のような大歓声を受ける。窓から身を乗り出して叫びながら手を振るインドの子供。周りを見渡すも、その場を歩いているのは明らかにわたしのみで、恥ずかしくてしょうがない。ハリウッドスターの擬似体験をしたいなら、インドに来ればいいと思う。





国立博物館は、外国人料金Rs300(約600円)と高い。世界遺産ですらRs250で入れるというのに、高過ぎる。ちなみにインド人料金はこれの30分の1(!)、Rs10だ。
外国の博物館は、絵画も彫刻も手で触れる距離にあることが多い。柵もなにもない。間違っても触りはしないけれど、ケースのない彫刻を、横からも後ろからもじろじろ、もといじっくり眺めることができるのは良い。

展示の基準がいまいちよくわからず、仏教とヒンドゥー教がごちゃまぜに展示されているように見えた。年代ごとだったのだろうか。

ここでもインドの中学生くらいの少年少女が集団で押し寄せ、ハローハローと口々に声をかけ、握手を求められ困った。それも1クラスや2クラスではなく、おそらく3、4校分。すごい数の子供が次から次へと。ゆっくり展示品を見るどころではない。ゆっくり見ようとしても、肩をたたかれ、振り返ったが最後、囲まれる。どこへ行っても外国人は似たようなことになるけれど、今回の旅ではデリーがダントツだ。
しかも不思議なことに、彼らはものすごい速さでやってきて、文字通り足早に展示物の前を通り過ぎ、風のように去っていく。誰ひとりとして絵画や彫刻を見ないし、先生も説明をしない。ただ博物館の中を競歩で歩き回るだけのように見える。余計なお世話だろうけれど、あれでいいのだろうかと思ってしまう。

たっぷり3時間かけて見学した国立博物館。
カメラ持込料はさらに追加でRs300とあって、もちろん断る。
展示品の一部がwebで見れるようなので、ここにリンクを記載。
National Museum of India, New Delhi ※英語


e0224424_23221293.gifにほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村
[PR]

by paquila | 2011-08-23 04:54 | 【インド-2011】北インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド21日目】ここにきて、ノンベジ。   

1月26日 ジャイプル→デリー


今日はデリーに移動。
Rs650(約1300円)もするVOLVO。
ゆったりした大型バスで、ボトルの水まで支給される。これまでの長距離バスに比べたら、イキナリ5つ星ホテルのよう。かえって居心地が悪いくらいだ。


約5時間でデリーに到着。
宿を探しに、とりあえずバックパッカーが集まるメインバザールに行ってみる。
いくつかまわるも、デリーの宿は高い。結局またしても予算オーバーのRs700(約1400円)で、この旅でいちばん明るい部屋に決める。西向きで見晴らしがよく、日の光がよく入る。風通しもいい。案内してくれたおじさんは、チャイやタオル、トイレットペーパーを次々もってきて、何かと世話を焼いてくれる。

ただし、レセプションのオヤジは明後日日本に帰ると知るや否や、「200ルピー出せ」。
何かと思えば「空港へのタクシー代」だと言う。
頼んでもいないのに、イキナリ「200ルピー出せ」とは。
どこの宿も、どのインド人も、こちらをそっとしておいてくれない。
ちなみに、宿の名前は「Vivek Hotel」。


夕食は宿の屋上にあるレストラン、「Sam's Cafe」(歩き方やロンリープラネットにも掲載されている)に行ってみる。
客層は欧米人ばかりで、メニューにはピザやステーキが並ぶ。
悩んだ末、ノンベジタリーとマンゴーラッシーに決める。

e0224424_1581030.jpg

野菜のサラダはドレッシング代わりにレモンをかけて食べる。砂糖が入っているだけのプレーンヨーグルト、ライス、ミックスベジマサラ(左上)、ダル(左下)、チキンマサラ(奥の小皿の上)とロティ。
このミックスベジマサラ。汁気はなく、マサラで炒めただけのものだがとても口に合った。インドではなるべく肉を食べずにきたけれど、ここにきて初めての肉のマサラは、さらっとしていてコクがない。

※ジャイプルで食べたチキンバーガーは別として……

肉を見ると、コーチンで見かけたあの籠の中の鶏を思い出す。
順番にさばかれるのを待つだけの。
でもこれが現実なのだとも思う。スーパーできれいに梱包されて並んでいる「身」は、1段階手前では血まみれで、さらに1段階戻ると五体がつながっており、さらに戻ると羽や皮があり、さらに戻ると生きて鳴いている。

食べることに対する「感謝」と「罪悪感」はどちらが驕りだろう。





そろそろ日本に帰るのが楽しみになってきた。
日本に帰れば、あからさまにジロジロ見られることもないし、いちいち行く手を阻んでまで声をかけてくるひともいない。
今日は「どこから来たの?」と聞かれ、「北朝鮮」と答えてみた。


e0224424_23221293.gifにほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村
[PR]

by paquila | 2011-08-19 02:19 | 【インド-2011】北インド | Comments(2)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド20日目③】アンベール城   

1月25日 ジャイプル

リクシャを乗り換え、アンベール城(Amber Fort)には15分ほどであっさりと到着。
湖の向こう側に建つ、城塞。
e0224424_49549.jpg

ここも有名な観光地だけに、象に乗って城まで登るゾウタクシーが名物らしいけれど、この日は午後も遅い時間だったため、そういったものには出会わず。逆に人気が少なくてどこからどう登ってよいものか迷うほど。
インドの観光地は、進路順などの案内板が少ない。というか、ときには無い。

e0224424_3241645.jpg

その昔、象だかロバだか馬だかが通りぬけていたのだろうか。e0224424_411630.jpg

大きな城は、細い通路の先が行き止まりであったり、
細く短い階段を上り下りするなど、まるで巨大な迷路のよう。
e0224424_4134747.jpg

このアンベール城は、16世紀に築城され、例によってマハラジャが住んでいたとのこと。
ハーレムの跡地もある。

e0224424_322085.jpg

イスラム様式を受け継ぐ建築は、今でもきらびやか。e0224424_321653.jpg

ここのお手洗いは、有料で日本の銭湯の番台さんのようなひとがいる。
お金を払って女子は女子トイレ、男子は男子トイレへ入る。
中には常駐の掃除係りがいて、ぴかぴか。
有料とはいえ、インドでこんなきれいなトイレに当たるのも珍しい。

e0224424_323270.jpg


e0224424_23221293.gifにほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村
[PR]

by paquila | 2011-08-14 07:09 | 【インド-2011】北インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド20日目②】うそつきリクシャ、日常茶飯事   

1月25日 ジャイプル


午後は、ジャイプルをすすめてくれたカンタさんイチオシのアンベール城へ。
「歩き方」に倣い、例のごとく市バスで行こうとするも、どのバスもドアや窓からはみ出さんばかりに人間が乗っている超満員で、そこへさらに待っていた人々が突っ込んでいく。
日本の通勤電車も過密度は似たようなものだと思うけれど、こちらの方が妙に泥臭い。
しばらく地元のインド人学生と話しながら待っていたけれど、彼らもついに諦めてしまった。
仕方が無いのでリクシャを使うことにする。

まずは乗る前に、運転手が場所を知っているかの確認。
有名な観光地で、ジャイプルに来る旅行者ならたいてい誰もが行くだろうから、運転手が知らないわけがないけれど、そこはインド。
念のため地図まで見せて何度も確認。さらに値段も最初に交渉。

これであとは景色を楽しみながら安心して目的地まで……、といかないのがインド。

牛よりもラクダやヤギを見かける。
e0224424_3344952.jpg

e0224424_3513643.jpg

旧市街をひたすらぐるぐる走るリクシャ。
しまいには、正反対である宿の近くまできた挙句、道端でたむろしていたリクシャたちに何か尋ねている。


なんと、運転手は場所を知らなかった。


しかも、ここにきて突然英語が通じない。
どうやらいままで「場所を知っているふり」「英語が理解できるふり」をしていたらしい。
いまに始まったことではないけれど、「またか」とがっくりくる。

うそつき運転手は、とても聞き取りにくいカタコトの英語でなにやらお金のことを言い出した。
「思っていたより遠い。言い値では足りない」、そんなかんじ。

こちらも話が違うと喧々諤々。何度も車を止めろと言うも、運転手はわけのわからないことを言いながら車を走らせる。

「前を向いて運転して」「というか車を止めて」「今すぐ止めて」「止めなさい」

そんなことを繰り返し繰り返し言い、ようやく停車。すぐさま降りる。
運転手が、近くにいた学校帰りの女子高生を呼びとめ、彼女に通訳を頼む。
彼女を挟んで「お金を払う/払わない」の議論が始まる。
そこへどこからともなく、別のリクシャが登場。

やはり女子高生を挟み、事情を説明。
別のリクシャは確実に場所がわかるとのことで、料金交渉が始まる。金額がまとまると、最初のリクシャを置いて、そちらに乗り込む。女子高生に丁寧にお礼を言い、最初のリクシャには1文も払わず、文字通りその場を走り去った。


e0224424_3324474.jpg


e0224424_23221293.gifにほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村
[PR]

by paquila | 2011-08-12 03:54 | 【インド-2011】北インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド20日目①】やってしまった。バーガー&フライ   

1月25日 ジャイプル


旅の途中で出会ったバックパッカーおすすめのジャイプル。
デリーより南西にある、ラジャスターン州の観光都市。
旧市街の建物がすべてピンク色に統一されているので、ピンクシティとも呼ばれるのだとか。

なるほど、確かにピンク。

e0224424_74348.jpg

e0224424_752370.jpg

リクシャをひろって有名な「風の宮殿」(Hawa Mahal)へ。
1799年に建てられたという、5階建ての建物。正面は立派だけれど、実は奥行きが浅い。
953ある窓はすかし窓になっており、その昔、宮廷の女性たちが顔を見られることなくここから街を見下ろしていたのだとか。すかし窓は外から中が見えないようにするためかと思っていたけれど、逆の効果もあるわけだ。

風の宮殿
e0224424_712675.jpg

風の宮殿の裏手、旧市街の中心部にあるのが、シティ・パレス(City Palace)。
現マハラジャのお宅で、一部を博物館にして開放している。マハラジャとは地方の藩主?のような位のひとらしい。ぼんやり王様かと思っていたけれど、国をまるごと1個治めていたわけではなく、地方を治める大金持ちの地主といったところか。


e0224424_7391459.jpg

博物館は撮影禁止。昔の衣装や、調度品、マハラジャの肖像画、武器の展示室まである。
武器を見学するのはあまり好きじゃない。これでひとを殺傷したのかと思うと、いい気はしない。捕らえ方にもよるだろうけれど、見学したところであまり得られるものはない。

どこの国に行ってもそうだけれど、20世紀以前の衣装や装飾品はあまりにもじぶんの文化と違い過ぎて、こんなひとたちがいたのかと想像しながらゆっくり見るのが楽しい。それを言うなら、江戸時代の侍の格好も相当変わっているのだろうけど。

うしろのクリーム色の建物が現マハラジャの居住する建物らしい。
上に旗がたっているとマハラジャがなかにいるのだとか。
e0224424_755739.jpg

ちょうどシティパレスを見学している最中に、仕事のゴタゴタで急遽日本から電話が入り、電話にメールにとバタバタしてひどく参ってしまった。こっちは強い日差しをあびて、まったくの異国にいるというのに、相手は背広を着てネクタイをしめ、空調の整った事務所で電話をしているのかと思うと、違和感。

連絡待ちにと入ったシティパレスのカフェ。完全に観光客向けとあってとんでもなく高い。水が1本Rs50(約100円)もする! 安い露店の食堂なら1食まかなえるような値段だ。でも、空腹と状況に対する苛立ちで思わずヤケになってRs180(約360円)もする、しかもチキンバーガーを頼んでしまう。

インドにきて以来、魚はともかく肉は食べないようにしていたのに、
ここにきてハンバーガーとは。

e0224424_893298.jpg

これがまた、おいしい!! 
重くて甘みがあるパン。マサラで味付けされたチキン(この辺はインドだ)。ポテトはカリカリでほくほくの塩味。インド料理はおいしいし、大体毎日最低1食はカレーを食べているけれど、このいかにも西洋向けのバーガー&フライに感激するなんて。初志貫徹をくじかれた気分。
とはいえ、そういえばコーチンでもパスタを食べたんだった。


e0224424_23221293.gifにほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村
[PR]

by paquila | 2011-07-28 00:53 | 【インド-2011】北インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド19日目】アグラ→ジャイプル   

1月24日 アグラ→ジャイプル

名残惜しくもタージマハルの街、アグラを離れて早々にジャイプルへ移動。
宿の食事がおいしくないので、朝食代わりに屋台で何か買おうと思うも、昼間はあんなに軒を連ねる屋台も、朝は一台もなく、バナナ1本買えない。

8:30発のジャイプル行き長距離バスは、ホテルサクラの目の前から出る。
座席は固いけれど、欧米人旅行者がほとんどを占める大型バス。
ローカルバスとはえらい違いだ。

見た目も近代的でとっても立派。
e0224424_3372897.jpg

しかしよく見ると……
壊れている上、レンガで支えてある……

e0224424_338244.jpg

途中休憩を挟んで、5時間半でジャイプルに到着。
とりあえず、ほかのバックパッカーから教えてもらった宿を探しに自力で街を歩いてみる。
地図と方位磁石を頼りに歩けども、この街は道がややこし過ぎて、候補の宿を一軒も発見できず。そういえば教えてくれたひとたちも「リクシャが知っていないと絶対にわからない」と言っていたのだった。


アグラのホテルサクラのじいさんが、「ジャイプルはいま、医者の大きな会議があって宿がとれない」としきりに言い、ある宿を紹介したがっていたけれど、それもほんとかどうだか。皆うそつきで困る。
確かに行く宿行く宿、満室か、予算オーバーかで諦めざるを得ないけれど、そもそも医者が泊まるようなホテルとバックパッカーが泊まる宿は位が違う。


とはいえ、ひとり旅をしていると、ついつい妥協してしまっていけない。


e0224424_3442592.jpg

e0224424_3454412.jpg


道は暑くてうるさくて臭い。おなかも空いて、結局予算オーバーのRs700/泊のビジネスホテル、Hotel SANGAMに決める。またしても日当たりが悪い部屋しかなく、イマイチだけれど、ホットシャワーは24時間。テレビもある。
レセプションは信用できないけれど、人当たりは良い。

Hotel SANGAM
e0224424_354127.jpg

ホテルのレストランは、広間に無理やり机と椅子を並べただけで、電気も半分消えている。
夜に外を出歩くのが嫌いで、仕方なくそこで食べてみたけれど、味はまずまず。
ベジコフタとパパドといううすい煎餅のようなもの。ベジコフタは野菜団子的なものが入っているはずだけれど(ベジタリアンでない場合は肉団子)、そんなものは入っておらず、ただのトマトベースの油っこいマサラだった。

宿の従業員は滅茶苦茶で意味不明の英語を話し、こちらの英語をハナで笑うイヤなやつ。
しかも、お釣りは誤魔化すし、敗れてテープで張り合わせた紙幣を渡すし
(インドで敗れたお札はどこも受け取ってくれないので、紙くず同然)、
いまに始まったことではないけれど、インド人め、と思う。


*補足*
後日チェックアウトの際、「TAXだ」と宿代を勝手に値上げされる。
Rs100近くもする税金なんて聞いたことがない。
話が違う、領収書を見せろと食いつくも、英語がわからないフリで逃げようとする。
さらにお釣りも誤魔化す。指摘すると、もともとの値段を誤魔化す(だからお釣りはこれでいいんだ、という言い分。呆れてものも言えない!)。
結局渡された領収書は、とても適当なもので、TAXの表示もなく、誤魔化された合計金額のみ。
うそつきが多いインド。日常茶飯事とはいえ、あえてこのホテルに泊まる必要はないです。


ベジコフタ。
e0224424_3464968.jpg

パパド。ぱりぱりで薄い塩味。
e0224424_3472013.jpg

それよりも、昼間飛び込んだレストランで食べたトマトスープが久しぶりに当たりだった。
クリーミーで、ケチャップ味じゃない!
ベジ・チョウメンはやたらピリ辛のナポリタンのようなやきそば。
でもホテルサクラよりずっとおいしい。

相変わらず1都市1トマトスープ。
e0224424_3503892.jpg


結局この日はデリー行きのバスチケットを確保して、終わる。
明日は観光。


e0224424_23221293.gifにほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村
[PR]

by paquila | 2011-07-21 03:58 | 【インド-2011】北インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド18日目③】インドにきてよかった   

1月23日 アグラ

インド旅行といえば、大半のひとの目的はタージマハルだろう。
でも、タージマハルに興味はなかった。
そもそもデリーに行く気がしなかった。タージマハルに行くなら、最低でも行きか帰りかで1度デリーに寄るのが妥当だ。

が、「インドに行ったの? タージマハルはみた? インドに行ったのにタージマハルをみていないの?」とひとから言われることが気になって、ただそれだけの理由で、「インドまで行くのだから、いちおう見ておくか」くらいの体で「わざわざ」旅程に組み込んだ。

大体外国人料金Rs750(約1500円!! 下手すれば宿代の倍ほどする)というのが気に入らない。ほかのインドの世界遺産(Rs250)に比べてダントツで高い。ひとの足元を見るにもほどがある。

入り口は長蛇の列で、親切面して馴れ馴れしく寄ってくる「自称ガイド」も腹が立つし、物売りもしつこい。とにかく、イライラ。
ただ、1度なかに入ると妙に気分が高揚しているじぶんに気がつく。
? 期待しているのか?
タージマハルはすぐには見えないつくりになっている。
敷地のなかにある巨大な門をくぐって初めてその全貌を拝める。


ひとの流れにそってゆっくりすすみ、門をくぐると......。


e0224424_0493036.jpg




ああ、これを見るためにインドにきたんだ。



と、いうのが感想のすべて。


e0224424_0562527.jpg



インドでいろいろなものを見てきたし、まだ旅は終わっていないけれど、後にも先にもこう感じたのは1度きり。
テレビや写真で何度も目にし、さして興味もなかったくせに、目の前のそれを見た途端に、実際に見ないとなんの意味もないことに気がつく。
こんな、ただのまっ白の建物。


この「ただのまっ白の建物」に近づくには、靴を脱ぐか――
(「靴は下駄箱に」という案内の下に堂々と脱ぎ捨てられているインド人の靴)

e0224424_058082.jpg

このような靴カバーをつける。
e0224424_0583724.jpg

ムガル帝国皇帝のシャー・ジャハーンさんが、寵愛したムムターズ・マハル妃のために、22年の歳月をかけて完成させた。
妻のための白いタージと対称的に、川向かいにじぶんの墓として黒いタージを建設し、ふたつを橋で結ぶという計画があったとか。
だがジャハーン皇帝は、権力争いで川向かいのアグラ城に幽閉され、黒タージが造られることはなかった。

棺がある廟のなかも見学できる。さすがのインド人もここでは並ぶ(!)。
棺はムムターズのものと、その隣にジャハーン皇帝のものが並んで安置されている。
e0224424_10763.jpg

壁面に経典(コーラン)が刻まれている。
下から見ても同じ大きさに見えるように上に行くほど文字が大きくなっているのだとか。

e0224424_1104245.jpg

白亜の大理石でできた、左右対称のタージマハルは、東西南北どこから見ても同じに見える正方形なのだそう。
加えて、正面から見たときに背景に何もない。
これだけごちゃごちゃしているインドで、背景に何もない。
異様なくらいきれい過ぎて、不思議なことに、いくら眺めていてもまったく飽きない。
朝から晩まで座って眺めているひとがいるそうだけれど、気持ちはわかる。

e0224424_1485857.jpg

e0224424_138538.jpg

こんなにきれいなら、やっぱりタージが見える宿にすればよかった。もう1泊して、さらに2度目のRs750を払って朝霧のタージも見に行けるような旅程にすればよかった。
結局日暮れまで座って眺めて過ごした。





ちなみに、この日唯一食べた(また1日1食)ものといえば、人生でいちばん不味いと感じたカレー、Navratan(ナブラッタン)。ホテルサクラの食堂にて。
シェフが自ら運んできて、にこにこ笑って「おいしい? 僕がつくったんだよ」と言うので「おいしい」と答えておいた。
が、申し訳ないがこんなに口に合わないカレーは初めて......

これはカレーではなく別の食べ物だと思い込もうと努力するも、さりとてつらい......e0224424_1531992.jpg


e0224424_23221293.gifにほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村
[PR]

by paquila | 2011-07-15 02:03 | 【インド-2011】北インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド18日目②】アグラフォート   

1月23日 アグラ

次に向かった先は、アグラフォート(Agra Fort)。
1565年に建てられたという、ムガル帝国の城だ。

e0224424_851440.jpg

外堀があり、入り口は堂々と聳え立つ。まさに要塞。
e0224424_861528.jpg

e0224424_872025.jpg

このお城で有名な点といえば、ムサンマン・ブルジュと呼ばれる「囚われの塔」から川を隔てた向こう岸にぼんやり見えるタージマハル。

手前が「囚われの塔」。奥に小さくぼんやり見えるものが、タージマハル。e0224424_89176.jpg

タージマハルを建てたのは、ムガル帝国の皇帝、シャー・ジャハーンさん。
その後、跡継ぎ争いにより、じぶんの息子にこのアグラフォートに幽閉され、7年間、亡くなるまでこの塔からタージを眺めていたという。
タージマハルは、愛妻ムムターズのための墓だ。
そんな話を知ると、川の向こうのタージマハルも、単に美しいだけではなく、なんだか切ない。
e0224424_812544.jpg

日本は大雑把にいうと単一民族で、文化もひとつだ。城の形も基本的には「日本の城」としてくくれる。インドは、ひとつの国でも宗教や文化の違いでこうも違ったものになるのかと、改めて感心。滅多に来れないこの国に、1度の旅で南と北を訪れたのは正解だった。

大理石でできた建物。壁面には細かい装飾が。e0224424_830041.jpg

e0224424_8311047.jpg



e0224424_23221293.gifにほんブログ村 旅行ブログ インド旅行へ
にほんブログ村
[PR]

by paquila | 2011-07-13 04:19 | 【インド-2011】北インド | Comments(0)