無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 カテゴリ:【インド-2011】南インド( 20 )   

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド11日目②】セクハラ青年につかまる   

1月16日 コーチン

インドでいちばん長く、つまらない1日はまだまだ続く。
昼食はスコットランド3人組が美味しいと言っていたレストランへ行ってみる。
野菜スープと、メニューの表記をそのままに言うと「魚と野菜」という食べ物。またしても魚を食べようとしている! 念のため野菜は生野菜かどうか聞くと、野菜と魚を一緒に煮込んだものだと言うので、フィッシュマサラの類だと思い注文。
すると、意外なものが出てきた。

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中華風魚の野菜あんかけ。まさに八宝菜の魚版。ただし白菜ヌキ。メニューからはまったくわからなかった。インド料理じゃないのか、と少なからず残念に思ったけれど、慣れた味は口に合う。ほかほかのごはんと食べたい。



おなかは満たされたものの、なにもやる気がしない。

とりあえず海岸へ行く。どうせまた客引きが声をかけてくるだろうけど、可能な限りひとりでいたい。空いているベンチを見つけて、海を見ながらぼーっとしていると、案の定隣に青年がやってきた。しばらく黙って座っていたので、客引きじゃなくただの地元のひとかとほっとしていると、やはり話しかけてきた。
どうせ暇だし、少しの間相手をすることにする。

同じコーチンでも、エルナクラムは都会過ぎて好きじゃないという。のんびりしたフォートコーチンが大好きらしい(以下、コーチンくん)。
さすがにそういう人に向かって「ここはつまらない。早く次の街に移りたい」とも言えず、観光も適当に済ませたと言っておく。すると、向かいのヴィピーン島に灯台があるから、それを見に行こうと言う。
本当はちっとも観光していないし、行きたい気持ちが1。でも残りの9はもう何もかもにうんざりしていて、興味がなかった。だから断ると「なんで! きっと楽しいよ! フェリー乗り場からバスに乗っていくんだ! 君は明日旅立ってしまうのだから、できる限りこの土地をみてほしいのに!」と。本当に地元が好きなんだなと思うけれど、あいにく面倒くさい。全く気乗りがしない。仮に行くとしてもひとりで行きたい。

すると今度は「近くに軍の博物館があるよ。そこは行った?」と聞く。そんなの歩き方にもロンリープラネットにも載ってない。地図にさえ載ってない。知らない。でも博物館と聞いて、しかも歩いて行けるとあってほんの少し食指が動いた。

夜までどうにかして時間をつぶさなきゃいけないし、行ってみることにする。
そこはインド海軍の博物館で、例によって規模はたいしたことはないけれど、本物のミサイルや銃が何の囲いもなくそのまま展示されているのには驚いた。海軍の制服、軍艦の模型、地図や植民地時代の遺物などがどれも触れる距離に展示されている。
外には戦車や、ミサイル発射台。博物館の外は海軍の敷地で、本物のヘリコプターも見える。また、実際にひとが住んでいる海軍の社宅?のようなアパートが並んでいる。

小さいながら暇つぶしには十分な見ごたえで、ガイドブックに載せても良いのではないかと思った。入り口でカメラを預けてしまったので、写真は1枚も撮っていない。

公園の大木。
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ところでコーチンくん。
ただの地元の親切青年かと思いきや、やはり一癖あって、とんでもないセクハラ青年だった。

最初はそういうのとは正反対の今時珍しい?しっかりした貞操観の青年かと思った。
コーチンくんの話によると、欧米人観光客がとても多いこの地で、ある日フランス人女子に気に入られ、強引に誘われたけれど「君と僕は初対面だから、触れるなんてとんでもない」と必死に断ったのだとか。
フランス女子は泥酔していて力任せに(!)部屋に引きずりこもうとし、それをなんとか振り切って逃げ出そうとしたけれど、とにかくフランス女子の態度はおよそ想像もつかないような大胆なもので、ついに根負けしてしまったのだとか…… そしてその後フランス女子が帰国してからも、毎週土曜にスカイプで電話がかかってくるらしい……
と、ここまでは良かった。まだコーチンくんに非はない、むしろちょっと気の毒に思える。

ところが。どうやらその強烈な出来事で純粋だったコーチンくんがおかしな方向にいっちゃったようなのだ。
曰く、「旅をエンジョイするためにあそぶことはなんら悪いことではないよ! そのフランス人女子だって国に彼氏がいたんだ! でも彼氏は彼女があんな悪い女だって知りもしないよ! 知らなきゃいいんだよ!(って彼女が言ってたし!) だから君も日本にボーイフレンドがいても大丈夫!!」

コーチン、お前もか。

「洗脳されてるよ! ふつうのひとはそのフランス人女子とは違うのよ!」と説明するも、週1回未だに誘われ続けているコーチンくんは、完全におかしくなっているのである。おそるべし、フランス女。
そして話はさらにおかしな方向へ進み……
「じゃあ僕とあそばなくてもいいから、その代わりこれを見てよ」と携帯を差し出す。のぞいてみると、なんと売春婦の広告。

「コーチンには欧米人相手の売春婦が大勢いるんだ。表向きは違法だけど」

でもわたし、女ですし売春婦はいらないです……。そもそもなんで君がこんな画像をもっているんですか。

「ダウンロードしたんだ。僕は(売春婦は)買わないけど」

……。

「知ってる? 彼女たちはとても安い値段で売ってるんだ。ひどいよね。ほかに仕事がないからだよ。需要もあるからなくならないんだよ。悪循環だよ」

どうもこの子の考えがよくわからない。本当はやっぱり純粋な子じゃなかろうか。
でも、次第にエスカレートして最終的にポルノ写真や動画(!!)まで見せようとしてきたので、ここでお開き。じゃあねと逃げた。
最後はとんでもない方向へいっちゃったものの、それを除けばまぁまぁの時間つぶしにはなった。

そこら中で見かける玄関の巨大な星。
話題を変えようと「これは何」とコーチン君に聞いてみるも、
話題を変えようとしたのが気に入らなかったのか、コーチン君は教えてくれなかった。

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夕方はネットカフェで宿の手配や、北インドの旅のルートを調べたりして過ごした。
そして夕飯も、スコットランド3人組おすすめのレストランへ行く。
海の街もこれで最後だし! と常温保存のハエだらけの魚のことは忘れて、性懲りもなくまたしてもフィッシュマサラを食べる。
マハーバリプラムで食べた魚カレーは骨だらけでたいへんだったけれど、ここは大きな観光地だからか、骨はほとんどなく食べやすい。サケによく似た味だけれど、サケより身はふっくらしている。マサラとよくなじんでとても上品な味。そして辛くない。やはり観光客向けなのだと思う。

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長い1日が終わると同時に、やっとコーチンともおさらば。
4泊もしたのに、満喫したのはたった1日、バックウォーターだけだ。あとの3日は結局なにもしていない。
明日はいよいよ南インドを離れ、東インドに向かう。


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by paquila | 2011-03-07 22:56 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド11日目①】インドでいちばん長く、つまらない1日   

1月16日 コーチン


夜遅くまで続いた騒々しい欧米人の話し声と、不快なベッドでなかなか眠れなかった。ようやく眠りについたところで明け方、隣から聞こえてくる、ただただやかましい欧米人の歌声とシャワーの音で目が覚める。
そしてトイレに行くとゴキ**が……

朝を待って、急いでレセプションに駆け込み部屋を換えてもらえないか交渉に行く。どの道、部屋を換えたところでアレがいる建物ということにかわりはなく、あまり意味はないけれど。

実際アレが出たこと以外でも、きのう部屋を見せてもらったときにはわからなかったことが色々あり、いままででいちばん最悪な部屋だったのだ。

諸悪の根源は、窓。カーテンもついた木枠の普通の窓が、なんとフェイクだった! 
窓の10cm向こうは一面コンクリートの壁。
唯一の窓がそれなので、ドアを閉めると部屋は完全に、本当に完全に真っ暗。
それゆえに部屋全体がじめじめしていて、カビ臭く、ベッドもこんなベッド初めてというくらいしっとり湿っている。シーツは清潔だけれど、おそらくマットが湿気だらけなのだろう。
きのうはたまたま通りかかった清掃の女性にバスタオルをもらったので、それを敷いて寝た。ちなみにバスタオルは巨大ぞうきんのような質だ。途中でそれだけでは飽き足らず、日本から持参したゴミ袋(普通の家庭用の大きなもので、なにかと便利な代物)もタオルの下に敷いた。
洗濯物は一晩干しても1滴も水分が乾くことはなく、部屋のゴミ箱はカビだらけ。朝がきたことすらわからない。

レセプションでそういうことも説明し、ほかの部屋はあるかと聞くも、部屋はないという。おまけに、こちらが真剣に話をしているというのに、レセプションにいた2、3人の男はにやにや笑いながら聞いている。挙句「中国人はゴキブリを食べるんだよ!」と悪質な冗談まで言い、あからさまに眉をひそめるわたしを尻目に皆で大笑いする始末。
わたしは中国人じゃないし。仮に中国人だとしたらもっと失礼な話だし。中国人だって、ハエだらけゴキだらけの十分不衛生な環境で生活しているインド人に言われたくないだろうし。

宿を変えようと思うも、きのうどこへ行っても散々満室と言われたし、あと1泊我慢すればと思うと、諦めてしまった。憤慨したまま宿を出る。





とりあえず観光でもして気をまぎらわせようとするも、ガイドブックに載っている聖フランシス教会は日曜日が休み。

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出鼻を続けてくじかれ、それでも気を取り直してダッチパレスまで歩く。
ダッチパレスは、マッタンチェリーにある15世紀に立てられた邸宅で、当時の家具や壁画を見学できると、本にはある。
フォートコーチンを西から東に突っ切る形でまっすぐ歩いていく。地図上では2kmほどだ。
観光地区を抜けると地元の商店や家々が並ぶ。

途中、肉屋の前を通りかかる。大きさからして、羊かヤギ。赤身の巨大な肉のかたまりがいくつもいくつも店頭にぶらさがっている。この気温で。
また、にわとりが何羽も狭い檻につめこまれて売られている店も。卵のためかと思いきや、店の主人がにわとりの首をひっつかまえて、手元に引き寄せるところまで見ると、あとはもうにわとりの悲鳴だけを背中に聞いて、最後までは見ることはできなかった。

わたしはベジタリアンではないし、お肉もお魚も好んで食べる。
でもそれはスーパーに売られている、さばかれて羽も血もきれいに洗われたそれで、「生き物」ではなく「肉」なのだ。でも本当は「生き物」を食べているはずなのだ。あのような悲鳴をあげた生き物を食べているはずなのだ。
「可哀相」というのはおこがましく、だからといって菜食主義になるつもりもなく、ただ、あの悲鳴と「生き物」を食べているということを覚えておこうと思った。

野良やぎ。
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ダッチパレスは、道に迷いたどり着けなかった。
朝からなにひとつ思い通りにいかない。暑いし、無駄に歩き回るだけで体力は消耗するし、中途半端な日本語で客引きに声をかけられるしで、「こんな日もあるさ」と気楽に構える余裕すらもてない。

フォートコーチンの街並み。
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そんな中、道端である男と再会した。
きのう海岸で客引き青年と話をした後に寄ってきた、別の客引きの男だ。
そのときは散々客引き青年につかまった直後ということもあって、ひとりになりたくて「たった今あなたのようなひとと会ったばかりだから、いまは一人にして。ごめんね」と言って断った。すると、男は「僕みたいなひとって誰だ。僕は仕事をしているだけなのに」と突然怒り出した。面倒なのに当たったなと思いながら「彼も仕事だったよ」と言って去った。
その男が目の前からたまたまやってきた。

すれ違うなり、男が「僕を覚えているか? きのう会ったんだぞ」と言う。
インド人は皆おなじに見えるので忘れた、と言うこともできたけれど「ああ、そうかもね」と曖昧に答える。そして今日もまた、わざわざ足を止めて文句を言ってきた。
一体なんなんだ。ほかにも客は山ほどいるだろうに。やはりアジア人だから目立つのだろうか。白人なら向こうも区別がつかなかったかもしれない。というより、白人ならはじめから怒鳴ることすらしないのではと勘繰ってしまう。
「はいはいあなたのせいじゃないですよ」とこちらはろくに立ち止まりもせずあしらう。

男はなおもねちねちとしつこい。
「僕のおかげでほかの観光客はみなハッピーなんだ。それなのにお前は僕の話(=勧誘)を聞こうともしなかった」などなど。

ただでさえイライラしていたし、本当は「あなたのその態度では、少なくともこのわたしはハッピーはない。でも安心してください。こんな街すぐにでも出て行ってあげます」と言ってやりたかった。でも関わるのが心から面倒で黙って無視して去った。

St. Peter's & St. Paul's Orthodox Syrian Church。ただ通りかかっただけ。e0224424_22215958.jpg

この街はキライ。
何もおもしろくないし、どこも見るところがない。
無理やり見るところを探して歩き回っている気がする。そしてそれすら収穫は少ない。
アーユルヴェーダ発祥の地ということで、本場のマッサージに興味もあったけれど、なんだかもう疲れてやる気も失せてしまった。
すごくつまらない。人もキライ。
小さなイライラが積み重なって、もう外を歩くこともしたくない。だからといって、あんなじめじめして陰気な宿の部屋でゴロゴロもしたくない。

コーチンで延泊なんかしなきゃよかった。
2日あればムンバイまで列車かバスで行けたのに。

まあ、コーチンで日本からの連絡待ちという足止めの事情もあったにせよ、その連絡だって一向に来ない。日本も大概いい加減なものだ。
次の飛行機をおさえてしまったので、気が変わったからといって安易にキャンセルもできず、身動きがとれない。なんとかここで明日を待つしかない。


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by paquila | 2011-03-06 23:46 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド10日目】食べてしまえ、魚を。   

1月15日 コーチン(エルナクラム→フォートコーチン)

8:30チェックアウト。
2泊して、2泊目の料金はRs370。なぜ1泊目と倍ほどちがうのだろう……。
コーチンにはもう2泊する。結局くるはずだった日本からの仕事の連絡はまだ来ず、エルナクラムでいつまでも待っていられないので、今日はフェリーでフォートコーチンに移動して新たに宿を探すことにする。

フォートコーチンはエルナクラムよりずっと観光地で、欧米人だらけだ。
そもそも15世紀初頭、ポルトガルに占領され、その後もオランダやイギリスに支配された歴史をもつので、街並みもほかのインドの街とはひと味ちがう。キリスト教の教会も多い。

何軒かまわってようやく宿を決めると、昼食に出かけた。
例によって探すのが面倒で、宿の隣のレストランに入った。とてもきれいなお店で、テーブルもグラスもぴかぴか。インドじゃないみたい。……と思っていたら、なんとインド料理がひとつもない!! メニューにはパスタやピザ、サンドイッチがずらり。しかも高い。ほとんどがRs200以上する。
こんなお店は初めてで、とても面食らう。確かに、お客さんは全員欧米人。
入っちゃったものはものはしょうがないので、いちばん安いペンネアラビアータ(Rs160/約320円)を頼む。

30分待ってようやく出てきたそれは、はっきり言っておいしそう。

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インド人のつくるインド料理以外の食べ物はまずい、とは定評だけれど、わたしは十分おいしいと思う。
ただ、窓からの眺めは、フォートコーチンの観光の中心地で、白壁のこぎれいな建物が並ぶかわいらしい街並み。目の前にはマサラのかけらもない、おいしいペンネ。一瞬、じぶんがどこにいるかわからなくなりそう。





午後は、観光客向けのネットカフェで、北インドへ向かう移動手段を手配。
それから、海岸へお散歩。
途中、道端で魚を売っている光景を見かける。氷もなにも無いまったくの常温で地面に魚が並んでおり、ハエがたかっている。いくら今日獲れたてとはいえ……。
……魚を食べるのはやめようと思う。
でも、コーチンは海の街だ。魚を食べなきゃいけない。魚料理をたのしみにしていた。
食べるべきか、食べざるべきか。所詮、瑣末な問題。


海岸には、コーチンの名物でもあるチャイニーズフィッシングネットが並んでいる。
チャイニーズフィッシングネットは、コーチン独特の漁法で、大きな網を海中にしずめて、太い丸太で一気に引き上げる。なかなかの見ものだ。
ちなみに、チャイニーズフィッシングネットのすぐ側では獲れたての魚が売られており(先ほど通りかかった屋台とは別)、そこで魚を買って近くのレストランに持っていくとその場で調理してくれるらしい。
チャイニーズフィッシングネット。これは網が沈んでいる状態。e0224424_22112590.jpg

これが網が上げられたときの状態。魚を狙って鳥も寄ってくる。e0224424_22305044.jpg

漁を見ていると客引きの青年につかまってしまった。
ツアーはどうだとか、宿はどうだとか、美味しいレストランを知っているとか、君は一体何屋なのだ。

巧妙なことに、世間話のなかにそういう小ネタ?をはさんでくるので、ただの小銭(マージン)狙いの地元のひとなのか本物の特定の店に雇われている商売人なのか微妙なところ。
また、彼の持論では、結婚していなければ浮気はしても良く、しきりに浮気を奨励するのだけれど、すでに日本人で既婚の(!)「ミヨ」と浮気したらしいので、それならば浮気可能なミヨと仲良くしてくださいと適当にあしらう。
勧誘も適当に断り、聞きたいこと― ケララ州の言葉や、インド人はどうして皆そこまで英語が話せるのか、など ―だけ聞いて別れる。
せっかく海を見ながら今後の旅のプランを練ろうとしていたのに、台無しだ。

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夕食は、ロンリープラネットに載っていたとあるホテルのガーデンレストランに行った。
確かにガーデンだった。外で、蚊だらけ!!
一度入って注文してしまったので出るに出られず、こっそり蚊を退治しながら料理を待つ。2匹3匹退治したところで、何が変わるということもなく、無謀な戦い。しかもこういうお店に限ってウェイターがひとりしかおらず、何をするにも時間がかかる。
たっぷり40分以上待ってやっと出てきたのは、野菜のクリームスープと、フィッシュフライ。
昼間あんな魚を見たというのに、やはり魚が美味しいというコーチンで1度くらいは食べてみなきゃと、ついつい頼んでしまった。

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スープはインスタントではなく(そうであるべきだけれど)、ミルクスープといった味。野菜がわりと食感を残したまま(つまりトロトロではなく)入っている。まぁこの方が「野菜」を食べた気になるのでよしとする。
フィッシュフライは、味や食感はツナのような白身魚で、カリっとしっかり揚げてあり、マサラと塩で味付けされている。そこにレモンをたっぷりしぼる。塩味が強いので、ソースなしで十分おいしい。
キャベツとトマトが魚の下に敷かれていて、生野菜……だったのだけど、食べてしまった。どうせもうおなかは壊しているのだ。そう、あれからずっと不安定で治っていない。
チャパティやドリーを頼まなかったおかげで、量もちょうどよく、気持ちよく完食できた。
が、お会計を見てびっくり。Rs215! いつもの倍!! そういえばお昼のペンネも高かった。観光地価格に戸惑う。

料金はともかく、おいしく食べて機嫌よく宿に戻ると、宿の前でたむろしていた若い客引きのグループが、わたしを見てひと言。

「ニッポンヤ!!」

閉口。


この街は観光地ゆえに、「こぎれい」過ぎる。牛もいないし。
道を歩けば1分おきに客引きから「コニチワ~」と声がかかるのも鬱陶しい。
ここはタミルナードゥ州とちがうなあ。あの泥臭くてやかましい光景が少し懐かしい。


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by paquila | 2011-03-03 23:23 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド9日目②】南インドのミールス   

1月14日 コーチン

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バックウォーターの旅はつづく。
船に戻り、再び河を下ると、しばらくして2度目の停船。昼食。
南インドのミールス(北インドでいうところのターリー。日本で言う定食)が供された。
まず葉っぱが配られ、それにコップの水をさっとかけて表面を洗う。
そこに一品ずつべちゃべちゃとおかずが載せられていく。

南インドならどこでも食べられるけれど、さすがツアー。
ガイドが料理名を一品ずつ教えてくれた。せっかくなのでここで丁寧に紹介。
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左端から右回りにパパル、キャベツのココナッツあえ、何か忘れた、赤いものがマンゴーピクルス、じゃがいもなど野菜の炒め物、ごはん。ごはんの上にきゅうりのココナッツあえともう1種類、野菜の炒め物。
なくなるとおかわりをついでくれる。
ふつうはぐちゃぐちゃと手で混ぜて食べるけれど、外国人ツアーなのでスプーンが配られた。
マンゴーピクルスはあまりにも辛く、口から火を吹きそうだったけれど、珍しいこともあって全部食べた。日本ではきゅうりをこんな風に食べることがないので、意外と食材としていけるものだと思う。
美味しいごはんに加えて、今朝車で合流したスコットランド3人組に混ぜてもらって、思いのほかたのしい昼食となった。

老夫婦のふたりの息子さんがなんと鹿児島で英語の教師をして20年(!)というから驚いた。お嫁さんはもちろん日本人で、夫妻も何度も日本を訪れている親日家だ。しかもスタジオジブリ(「ギブリ」と発音していた)作品が大・大・大好きで、「『耳をすませば』は最高だね!!」と60いくつのおじいちゃんが嬉しそうに言う。

おじいちゃんはとっても陽気で、口を開けば茶目っ気たっぷりのジョークをとばす。
何の前触れもなく突然「役に立たない情報(unuseful information)を教えてあげよう」と本当に役に立たない、ちょっとしたトリビアを教えてくれる。

たとえばこの皆が座っているプラスチックの椅子が、
世界でいちばんよく使われているタイプの椅子なのだとか。
「日本でも?」と聞くと、「そういえば日本ではあまり見ないね! 日本は不思議な国だ!!」

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野鳥観察が趣味で、旅に大きくて分厚い野鳥図鑑を持ち歩いている。
「これ、この鳥をたった一度だけ日本で見たんだ。それをいま見た気がする!」などなど本と森を忙しく見比べている。鳥にさして興味のないおばさま2人からは、コーチンの美味しいレストランや宿の情報を教えてもらう。





ツアー終盤は、小船1隻がぎりぎり通れるくらいの幅しかない、密林の中の細い水路を巡る。ここまでくると、水の透明度が一気に上がる。
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途中、ガイドが「ここからはカメラを閉まってください」と言う。
なんでも、絶対に写真に撮られたくないと強く主張している男が住んでいる家の側を通るらしい。それは、家というより小屋のようなとても小さな大きさの建物で、英語で「撮影禁止」と大きく書いた看板を立てている。
船が近づくと、上半身裸で、腰に白い布を巻いた男が中から出てきた。全員がじろじろ見るでもなく、でも気になってそれとなくそちらに注意を払う。
撮られたくないなら、どうして船が来るタイミングでわざわざ外に出るのだろうと思う。
男は別段こちらを睨みつけたり、撮影していないか見張るわけでもなく、ただなにやら用事をしていた。

まあ、確かに始めからずっとそこに住んでいて、ごく普通に生活をしているというのに、ある日突然白人(外国人)の団体が物見遊山に船でやってきてパシャパシャやれば、動物園の猿じゃあるまいし、絶対にいい気はしないだろう。

やっぱり、わたしはなにが見たかったのかなと、ここでも考えさせられた。

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1日ツアーは午後のお茶休憩もあるはずなのに、なぜかなく(やはり我々が1時間遅れたせいだろうか! わたしのせいじゃないけど!)15時過ぎに終了。

確かに、珍しいのは最初の30分程度で、あとは似たような景色が続く。なかには、退屈! 半日ツアーで十分! というひともいるようで、実際船の中で寝ているツアー客もいたけれど、たぶん「見るもの」がすべてではなく、日差しと風と水の音を感じる心地よい時間がなにより贅沢で、これこそ醍醐味なのかもと、最後は納得できた。

このバックウォーターツアーは1泊以上の長いツアーもある。
ハウスボートと呼ばれる、住居付きの船でひたすらゆっくりのんびり水郷地帯を巡るというもので、漕ぎ手はもちろん、コックまでついてきて朝昼晩と作りたての料理を出してくれるのだとか。それなりに値は張るけれど、インドの喧騒から一時逃れて静かで平和な旅を愉しむのもありかもしれない。





夕飯はレストランを歩いて探すのも面倒で、仕方無くきのうのゼラチントマトスープの店にもう1度行った。バターナンとベジ・コフタを注文。

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どう見ても普通のナンが出てきたことは別にして(料金はしっかりバターナンの金額を払わされた)、ベジ・コフタは野菜の肉団子カレーで、久々のお肉ということもあって、油っぽかったのだけど、団子そのものはとても美味しかった。
きのうの夕飯だったトマトケチャップスープのお店は、お客はわたしだけだったけれど、こちらのお店はインド人の客も結構入っていて、賑わっている。やはりひとが入っているお店の方が美味しいのだ。
生しぼりパイナップルジュースもしっかり飲んで、満足。
ただ、今回もまた完食できず。毎回のように食べ物を残すというのはどうも心苦しい。次からは米もナンやチャパティも止めて、パパル程度にしておこうか。

今日はインドにきて初めての「連れていかれる」観光― 送迎付き。観光中もボートに乗っているだけ。ごはんもそこに用意されている― で、ラクで良かった。

立ち寄った森にいた子ヤギ。
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by paquila | 2011-03-01 23:35 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド9日目①】南インドのバックウォーター   

1月14日 コーチン


今日はインド旅行の目的のひとつである、バックウォーターに行く。

バックウォーターは「水郷地帯」と訳されている。
ヤシの森の間を縫うように無数の運河があり、河は湖へとつながる。人々は実際に川べりに家を建て、小船で運河を行き来して暮らしている。バックウォーターツアーは、観光客用の小船でのんびり河をくだりながらその南国の風景を眺めるというもの。

本当はマドゥライからアルファベットの「U」の字のように海岸沿いに南下。最南端からは北上して、途中からバックウォーターでコーチンへ向かいたかったのだけど、時間の都合で一気にコーチンに来てしまったので、コーチン発のバックウォーター1日ツアーに参加することにする。





8:15。時間通りに宿に迎えの車が来る。
20分程走ったところで「ほかの客と合流するから」と停車。
ところが10分待っても20分待っても来ない。ツアーの定員は20人。客はわたしたちだけではないのだから、船の出発時間はある程度決まっているのではと心配になるも、運転手はどこかに電話したり外に出てみたり。一向に状況がわからない。これもインドだからなのだろうか? 
1時間経ってようやくほかの客が、別の車に連れられてやってきた。スコットランド出身の老夫婦とその友人の3人組で、車内は一気ににぎやかになった。
車をすっ飛ばしてコーチンを南下。船の桟橋へと急ぐ。
着いたら案の定、ほかのツアー客は全員船で待っている状態だった。1時間ほど遅れたのだから、このひとたちもたっぷりそのくらいは待ったのではなかろうか。幸い誰も怒っていなかったけれど。

10時頃、わたし以外全員白人のツアー客20人ほどと、若いガイド、船頭ふたりでツアースタート。いよいよだ。

こういう屋根付き椅子付きの小船でゆく。
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広い河はほとんど流れはなく、ちゃぷちゃぷという水音が耳に心地よい。
水は緑で濁っており、時々ゴミも浮いているので決してきれいではない。

これは別の船だけど、うちの船もこういうかんじ。
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船の船頭と船尾に立った男たちが、それぞれ5メートルはあろうかという長い棒―日本でいう櫓(ろ)―を使ってゆっくりと漕ぎ進めていく。
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屋根付きの船なのでツアー客が直射日光を浴びることはないが、船頭さんたちはまともに強い日差しを受けている。
立ちっ放しで一日のうち一番暑い時間帯を何時間も自力で漕ぎ続けるというのは、仕事とはいえ、頭が下がる。このひとたちは一体いくらもらっているのだろう。
ツアー料金はひとりRs550。宿の送迎と昼食代込みだが、船は燃料もいらないので、ほとんど人件費に、とりわけこの人たちにお金が充てがわれていればいいのにと思う。


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さて。船はのんびりと進む。
ときおり川岸の家、そこに住むひとたちを見かける。洗濯をしているひともいれば、あまりきれいとは言えない川でもぐって遊んでいる子どももいたりして、そういう光景を遠くから傍観するというのは、まるでテーマパークのアトラクションのようで、わたしはこんなものが「見たかった」のかと疑問に思う。
船が通ると、家から出てきてこちらに手をふってくれたりもするので、子どものはしゃぎ具合といい、もしかするとパフォーマンス的な面もあるのではなかろうか、国からお金が少しは入っているのではなかろうかと、無駄に勘繰ってみたり。

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相手は観光を売り、こちらは観光を買う。ここでもそういうことなのかもしれない。
とはいえ、テーマパークと違うのは、密林の鳥の声も、虫の声も、痛いくらいの日差しも、すべて本物。
実際こんなところに住むのは、先進国で生きるわたしからすれば相当大変だ。家はコンクリートだけれど、地面は常にじめじめしていて、膝の高さ、或いはそれ以上の雑草に覆われている。当然、虫だらけ。お風呂もトイレもこの河でする。周りにはヤシの木しかなく、どこへ行くにも船を出さなくてはいけない。

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途中、ヤシの実から糸を紡ぐ小さな工場に立ち寄る。
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働いていたのは女性ばかりで、作業の半分は機械を使っているものの、基本的に手作業だ。観光客がどかどかと入り込んで写真を撮ったり、じろじろ眺めたりする中、女性たちは手を止めたりなにか話したりすることもなく、ただ黙々と仕事をこなしていた。
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さあ、次はお昼ごはん。
つづく。


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by paquila | 2011-02-28 22:47 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド8日目】コーチンのトマトスープ   

1月13日 コーチン

昨夜21時前にマドゥライを出発したK.N.Pの夜行バスは、途中何ヶ所か停車、さらに休憩も挟んで5時半頃コーチンに到着した。
長距離用のバススタンドでもなんでもない、ただの道路脇に降ろされてしまった。
まだ真っ暗なので、とりあえず近くの駅で夜明けを待つため、懐中電灯で夜道を照らしながら歩き出す。一応駅までの道を尋ねたものの、真っ暗ということもあり、地図で見るより遠く感じる。おまけに実際の道はわかり辛く、曲がるところを間違えて迷ってしまった。うろうろしていると、リクシャ(こんな時間に!)に「発見され」、Rs10で駅まで連れていってもらう。

コーチンの駅は、まだ夜明け前というのに、大勢のひとが列車や夜明けを待って賑わっていた。
リタイアリングルーム(駅の簡易休憩または宿泊所)があったので、ためしに見に行ってみるも、空きは無かった。ウエィティングリストの電光掲示板(さすが都会!!)の前にじぶんの場所を確保して、座り込んで待つことにする。

今日やることは、宿探しと、ずっと楽しみにしていたバックウォーターツアーの申し込み。それから次の街、ムンバイまでの移動手段の手配。





7時前にようやく明るくなってきたので動き出す。

コーチンはケララ州にある港町で、大きく分けて4つの地区から成る。
バスが到着したのは、エルナクラムという内陸部で、駅や航空会社の現地オフィスなど、機能的な面が揃っている。海を挟んでその西側にフォートコーチン地区とマッタンチェリー地区。こちらは観光地区で、欧米人向けのホテルやレストランが数多くある。
エルナクラムとフォートコーチンの間に、ウィリンドンという人工島があり、マッタンチェリーを含めてそれらはフェリーで行き来できる。

この街に来た理由はふたつ。
ひとつはバックウォーターツアー(詳しくは次の日記にて)に参加するため。
もうひとつは、日本での仕事の関係で旅を途中で切り上げなければならないかもしれず、そのときは航空会社に行く必要がある。その面倒な事情が発生しそうな時期と、旅の移動のタイミングがちょうど合うのが、航空会社の現地オフィスがあるコーチンだった。
というわけで、必然的に初日の宿はエルナクラムで探すことになった。


駅から海側まで歩いて移動。あらかじめアタリをつけていた宿は、ガイドブックよりうんと値上がりしていたり、満室だったり、午後まで部屋が空かなかったりと、ことごとく空振り。ほとんど寝てない上、重い荷物を背負って、午前中とはいえ十分暑い中1時間以上歩いてクタクタ。
こうなってくると、妥協してしまう。
結局30分待てば空くという、1泊Rs600という予算オーバーの宿に決めた。

でもさすが高いだけある。ダブルベッドで、水まわりも、床もきれい。天井のファンはなんと3段階調節機能付き。網戸があるので、窓を開けても蚊が入ってこない。日も差し込む。そしてテレビ付き。贅沢をかみしめつつ、少し眠る。


起きてパスポートが無いことに気がつく。

どこを探しても無い。鏡があったら、顔面蒼白のじぶんの顔を見たかもしれない。
果たして、チェックインのときにレセプション(フロント)で返してもらっただろうか? 
ひとを疑いたくはないし、疑っていると思われたくもないが、背に腹は変えられず、レセプションに駆け込む。
すると、単に相手が返し忘れただけだった。

拍子抜けと安心を同時にたっぷり味わった。

それにしても返し忘れるなんて!! 
ただ、わたしも疲れて注意を怠っていたこともまた事実。
なにしろ相手は悪びれた様子もない。とみに海外では、すべてが自己責任だ。
これがもし、すぐ確認しに行けない状況、たとえばバスで次の街へ移動した後など、だったらと思うとぞっとする。どんなに疲れていてもパスポートだけは間違いなくしっかり管理しないと。





気を取り直し、シャワーを浴びてお昼を食べに行く。
昨日から24時間以上なにも食べていない上、水を早朝で切らしてしまっていた。
飲まず食わずで隣のレストランに入り、オレンジジュースとトマトスープ、ベジビリヤニを所望する。

生しぼりのオレンジジュースはとても美味しく、暑いのでついつい氷―おそらく生水でつくっている―入りで注文してしまったけれど、そんなことも気にならないほどごくごく飲んでしまった。観光地のレストランなので、たぶん大丈夫だろう。たぶん。
何日か前から始まった「1都市1トマトスープ」。コーチンでの初トマトスープは、妙にゼラチン質で、ぷるんぷるんしていた。ベジビリヤニは、うすいマサラ味で、山盛りのごはんの真ん中にじゃがいも、たまねぎ、カリフラワーがやはりこれもマサラで味付けされて入っている。残念ながら、そこまで美味しいものではなかった。





午後は、あちこち歩き回ってバックウォーターツアーを申し込み、ネットカフェで次の移動のため、飛行機の予約をした。

次の目的地は、コーチンから北上してムンバイ経由でアウランガーバードだ。

コーチンからムンバイを飛行機で移動。ムンバイで一泊した後、アウランガーバードまでを夜行バスか夜行列車で、と考えていたにもかかわらず、なにを思ったのか一気に飛行機を乗り継いで1日で行くことにしてしまった。

実はここにきて、早くも(!)移動移動の旅にやや疲れてきていて、皆が良いというコーチンでもゆっくりできないし、少しもやもやする気持ちでいた。
これはまさに時間をお金で買ったということ。
せっかく貧乏旅行をしているのに、これでは元も子もないけれど、よく考えたら「究極に安く行く」ことが旅の目的であるわけでもないので、限られた時間を有効に使うだけだと、開きなおった。

というわけで、コーチンには4泊することになった。


夕食は、今日こそカレーを食べるつもりが、どういうわけかまたしても焼きそばとトマトスープを頼んでしまう。無意識に「カレー拒否」が始まっているのか? 
焼きそばは、どこのお店で食べてもキャベツとニンジンのシャキシャキ感がうれしい。日本ほどあまりよく火を通していないとも言えるけれど、気にしない。
トマトスープは、なんと。……ケチャップスープだと思う。きっと……。
コーチンではトマトスープは2連続でハズレだ。
特筆すべきは水。インドに来て初めてがっつり冷えた水が出てきた。
さすが大都市! 
冷たい水って、美味しい!!


エルナクラムを無駄にうろうろしていて発見したKFC......ではなく、エフエフシー??e0224424_230131.jpg



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by paquila | 2011-02-24 23:18 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド7日目】ついにきた。インドの洗礼!   

明け方、腹痛で目が覚めた。

そもそも寝苦しい夜だった。
天井のファンをつければ寒く、消せば暑い。
おまけにファンをつけていれば風で飛ばされる蚊が、消せば寄ってくる。
おかげでほとんど眠れず、ようやくうとうと眠りについた矢先のことだった。


ついに、おなかを壊してしまった。


実は2、3日前から寝るときにきりきりと胃に痛みを感じていたけれど、気付かないふりをしていた。生水は飲んでいないし、きのうの揚げドーナツの油だろうか? それにしては時間が経ち過ぎている。やはり疲れと、慣れない香辛料の食事が続いていることが原因だろうか。

もともと今日は12:00にチェックアウト。
20:30発のコーチン行き夜行バスに乗るまでは街をぶらぶらして過ごす予定だった。
この調子だと、今日は安静にしていた方が無難と判断し、フロントに滞在延長できないものか聞きに行くことにした。

南インドの宿は大体24時間制で、チェックインした時間から24時間後がチェックアウトになる。だから早朝街に着いたときなどは、すぐにチェックインできて便利なのだけれど、その分早朝に出て行かなければいけない。このため、宿によっては半日延長を交渉できるところもあるという。

結果は、延長不可、延泊可、だった。
1泊分払えば夜行バスの出発ギリギリまで安心して部屋を使えるので、そうすることにした。680円(1泊分)をケチって、真昼の炎天下、重い荷物を背負って外に出かけるのは無理だ。

延泊を申し込み、安心して部屋で休むことにする。水分だけはこまめにとって、テレビでも観ながら……と思ったら、電気が停まっている!


なにも食べたくなかったけれど、薬を飲むため、何かないかとかばんをあさる。
クッキーもチョコレートもぜんぶきのう少年たちにあげてしまった。
あるのは、「堅あげポテト」。

Nさん、ついにこのときがきました。

しかも昨日邪魔だからと、空気抜きに針で穴まであけたのに(Nさんなら「いいのよ、そんなことはいいのよ」と笑うだろうか)。
とてもポテトチップスを食べる気分ではないけれど(それに胃に悪そうだ)、Nさんを思い出しながら2つ3つだけつまむ。なんて懐かしいまともな塩味!!





午前中はうとうとしながら過ごし、午後には少し気分もよくなった。
痛くて痛くてもだえ苦しむことはなかったし、発熱もない。30分おきにトイレに駆け込む、ということすらなかった。ということは変な菌が入ったということではなさそうだ。
少し不安定な感じは残るけれど、夜には出発できそうだと思った。

眠気もなくなり、部屋にいても退屈なので、時間つぶしに近くのネットカフェに行ってみる。
受付のおばさんはとても無愛想で、怖そうな女性。
店を出る際、タミル語でお礼を言うと、たちどころに表情が変わり「他に何を知ってるの」と身を乗り出す。
正直そらで覚えているのは「ありがとう」くらい。
だけどマドゥライに来るバスの中で薬屋おじさんにいくつか教わったことを思い出し、あのとき書き留めたメモを見せる。するとおばさんは「ちょっと! この子がタミル語を知っているわよ!!」と周囲のひとを呼び寄せる。たちまち5、6人のインド人に囲まれ、薬屋おじさんに教わった言葉を披露。

「こんにちは」
「いくらですか」
「水」
「はい/いいえ」

おばさんは「これ(メモ)は失くしちゃだめよ。大切にしまっておきなさい」とにっこり笑った。
退屈しのぎに教わったタミル語が、こんなところで思わぬ効果をもたらした。
薬屋おじさんに心のなかでもう1度お礼を言い、晴れ晴れとした気分で店を出た。


たとえ「ありがとう」のひと言だけでもその土地の言葉で言うと、相手の反応が如実に変わる。これはどこの国に行っても同じで、無論10人中10人が、とは言わないが、ときどきこんな風に別人?と思うくらい態度が好転することがあるので、あなどれない。世の中英語がすべてではないのだ。



動けるとはいえ、まだなにか胃に入れるのは怖く、夕食は控えた。
結局この日口にしたものはポテトチップスを3つと水だけ。
体調に少々緊張つつ、チェックアウトをして20:30発のバスに乗り込んだ。
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by paquila | 2011-02-21 21:50 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド6日目②】君のものは僕のもの?   

1月11日 マドゥライ

ミーナクシー寺院をたっぷり堪能した後は、ティルマライ・ナーヤカ宮殿(Thirumalai Nayakkar Palace。地元では別の言い方もあるようだった)に向かった。

17世紀に建てられたというこの宮殿は、いままで見てきたドラヴィダ式の建築物とはちがい、どちらかというと西洋風。大部分がすでに破壊されてしまったとのことで、見学できたのはがらんとした鳩のフンだらけの大広間と、裏手にある博物館(というと聞こえは良いが、単に石像や絵が展示されている離れ)だけだ。
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ペイントしなおされているとは思うけれど、広間の天井部分は大変立派で、鳩の巣になっているのがもったいない。
博物館に展示されていた、1798年に描かれたという宮殿の絵では、すでに柱にヒビが入っているのが見て取れたので、建築後100年足らずでもう廃れ始めていたのだろう。

宮殿は閑散としているけれど、柱の彫刻だけは見ごたえがある。e0224424_22251930.jpg


ひと通り見た後、このあとどうしようと座って休憩していると、大きな目できれいな顔立ちの少年が声をかけてきた。
いきなり「水! 水!」とひとの水をねだる。でもこのとき持ち歩いていたのは日本のポカリスエットの粉末を溶かしたもので、説明するのも面倒なので明らかに白濁したボトルの水を「これは薬を混ぜているからだめなの」と断る。

すると今度はひとのかばん(しかもわたしが膝の上に抱えているというのに)を乱暴に勝手に開けようとする(!)。
慌てて静止し、とりあえず飴をあげると「もう1個くれ」と自ら強引に手を突っ込んでくる。
必死の?攻防戦を繰り広げているうちに「なにやってるんだ」と友だちが3人やってきた。

少年は、10歳くらいかと思っていたが実は14歳。
ほかの3人は15歳で、皆学校の帰りなのだとか。そう、宮殿の中が子どもたちのあそび場になっているのだ。地元の子は出入り自由なのだろうか? 
後からきた3人のうちひとりが片言の英語を話せたので助かった。15歳で英語を話すなんてたいしたものだ。
右端の子がいちばん英語がしゃべれる。こうしてみるとなかなか男前。e0224424_22304862.jpg

少年は相変わらず隙あらばかばんを開けようとする。
財布やデジカメが入っているかばん本体を開けられるのは非常に困るので、是が非でも阻止するも、外側のポケットは諦めて物色されるがままにしていると、クッキーと食べかけのチョコレートを取られた。
自分ばかり取って食べようとするので、さすがに「お友だちにもあげなよ」と何度も身振り手振りで伝えると、渋々チョコレートを半分友だちのひとりに渡す。残りのふたりには、仕方がないのでわたしが最後のじぶんのお菓子を手渡した。

ところで、少年はただの1度もお礼を言うことなく、奪うだけ奪って食べてしまう。
結局水もひとが目を離した隙にぱっと奪って飲んでしまった。
ちなみにインドの人はレストランのコップで水を飲むときも口をつけずに大きく開けた口に上から水を注ぎ込む。少年がわたしのペットボトルの水(ポカリスエット)を飲むときも、口をつけずにだぼだぼと注いでいた。味についてはなにも言わなかった。明らかにへんな味がしただろうに!



食べ物も水も取ってしまうと、今度はわたしのパンツのポケットに強引に手を突っ込んできて(!!)小銭を奪おうとする。慌てて無理やり止めたが、呆れてもう何をどう言えばいいのかわからない。
この子は物乞いでもなんでもなく、ちゃんと学校に通っていて、携帯電話まで持っていて、ある程度の水準で生活できているように見えるのに。
平気でひとのものを取ったり、ひとからものをもらっても、ただの1度もお礼を言わない(言えない)のは文化なのだろうか。この子の家庭なのだろうか。ひと懐っこくて悪い子ではないけれど、少し疑問が残った。

誰よりやんちゃな14歳。顔はこんなにきれいなのに……e0224424_22421724.jpg

もうひとつ驚いたのが、この子たちが食べた後のお菓子の袋をその場にポイと捨ててしまうこと。
少し前にバスの中で出会った薬屋おじさんも、バスの窓からポイポイごみを捨てていたし、街を歩いていても、その場でゴミを捨てている光景をしょっちゅう見かける。だからインドの道はゴミだらけだ。
大人が平然とそれをするのだから、そりゃあ子どももなんの罪の意識もなくポイ捨てするのも当然か。でもここは一応宮殿内なのだけど……。

インドは公衆衛生観、というものが先進国に比べて著しく乏しいらしく。
「ゴミはゴミ箱に捨てましょう」ということを親も先生も誰も「教えない」ので、人々はゴミをその場で捨ててしまうのだとか。

観光でちょこっと足を踏み入れただけのわたしが、じぶんの常識、じぶんの文化を振りかざして「ゴミはゴミ箱に捨てなきゃ」などと注意をするのはナンセンスで、もちろんおそらく国は関係なくゴミはゴミ箱に捨てた方がいいだろうけれど、そこは黙っておいた。

このときわたしが思い出していたのは、なんでも「こうしなきゃだめよ」と押し付けるタイプのひとたちのことだった。しかもあたかもそれが相手のためであるかのように、得意顔、親切顔で驚くほど限りなく狭い「常識」を強要するひとたち。
そういうひとたちが、この国にきたらどうするのだろう。
ありとあらゆることがじぶんの「常識」と異なるこの国で、そういうひとたちはどのように振舞うのだろう。

そんなことをぼんやり考えているうちに、少年たちは去っていった。





夜、初日に出会った日本人Nさんからもらった「堅あげポテト」がついに邪魔になり、針で穴を開けてカサを減らすことにした。
パンパンのポテトチップスはかばんの中でほんとうに邪魔で(Nさんごめんなさい!)、空気を抜けば当然持ち歩いているうちに粉々になってしまうかもしれないし、多少湿っていくだろうけれど、これ以上我慢できない。
食べてしまえばいいのだけど、「非常食」は非常時に食べたいものなのだ。


そしてそれは意外と早くやってきた。
(つづく)


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by paquila | 2011-02-17 23:05 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド6日目①】ミーナクシー寺院   

1月11日 マドゥライ

いろいろ読んだweb旅行記の中でも評判が良かった、ミーナクシ寺院(Sri Meenakshi Temple)を朝いちで見にいく。
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マドゥライの観光の主軸となるこの寺院。
東西南北4箇所にゴープラムがあり、駅の方面(安宿街)からまっすぐ向かうと西門にぶつかるが、歩き方には東門が正門とあるので、ぐるっと回って東門で靴を預けて入る。
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ミーナクシとは「魚の目をもつ女神」という意味で、シヴァ神の妻、パールヴァティの別名(或いは化身)ということらしい。
中に入ると、暗くて立派な石柱が並ぶ広間に堂々と土産物屋が並んでいる。
そこを抜けると「黄金の蓮池」。ほかの旅行記でいくつか見た写真では水が張られていたし、歩き方にもそのように書かれていたけれど、このときは池は空だった。

中央の長方形の広場のような部分に水が張られるらしいけれど、
これを見る限りでは想像が難しい。

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池を囲む回廊では、観光客が休憩したり、インド人一家がお弁当を広げていたり(!)している。そして色鮮やかな天井画、壁にはびっしりと経典や詳細な絵が漫画のように場面ごとに描かれており、ヒンドゥー教の物語を知らずとも見ごたえ十分だった。もちろん知っていれば、或いはガイドを雇って説明してもらえば面白さは何倍にもなるだろうけれど。
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この寺院はほんとうに、圧巻。
観光気分で写真を撮ること自体間違っている気がするほど、本物。
ヒンドゥー教には本当に神様がたくさんいて、インドのひとはそれぞれ拝む神様を選んでいるようだ。日本のように金欠だから「お金の神様」を拝もうとか、彼氏が欲しいから「縁結びの神様」を拝もうとかいうように、その日の気分で選んでいるものなのか、それともじぶんが信心するたったひとつの神様を拝んでいるのか、それはわからなかったけれど、地面に額をつけて祈る姿は、やはり隣でものめずらしいからとシャッターを切ることを完全に躊躇させる。
祈りの対象である神様の像も、やはり撮ってはいけないような気になる。

とはいえ、カメラ持ち込み料を払えば堂々と撮影は可能だ。
入場料がRs50(外国人料金)でカメラ持ち込み料がRs50。
インドでは観光地のほどんどで「外国人料金」と「カメラ持ち込み料」「ビデオ持ち込み料」が設定されていて、その価格はインド人料金より数倍高い。
インド人の観光客に対する「ず太さ」は呆れるほど立派だ。

格子にも神様が。
広間の壁一辺の上部がすべてこのような格子になっていた。
神様の向こうにゴープラムが見える。見事。
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本殿は豪華絢爛。
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やはりここでも牛が祀られている。
牛はシヴァ神の「乗りもの」なので、牛がいるとシヴァ神の寺院ということらしい。
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千柱堂(実際には985本とのこと)は博物館になっており、ガラスケースに入れられた神様の銅像が並ぶ。ガラスケースはどれもとても汚れていて、中が見辛いほど。
発掘されただけ、というような彫刻もぞんざいに床に置かれていたり、柱(立派な千柱の1本!)に立てかけられているだけだったりで、入場料をしっかり取るわりには展示が雑だ。

外国の博物館では、手で触れるところに貴重な展示物があったり、掘り出したものの、とりあえずその辺に放置、といった形で扱われているものが多く、これでいいのだろうかとこちらがドキドキする。そしてインド人観光客はそれらを平気で触ったりするので、やはりハラハラする(ときどき警備のひとに怒られている)。
千柱堂(博物館)の正面。
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この寺院はさすがに白人観光客も多く、そのせいかスナックの売店には値段表が掲示されていた。お菓子がひとつRs10(約20円)。
インドに来てレストランのメニュー以外で値段表示を見たのは初めてだ。
たったこれだけでとっても安心してしまうから慣れとは恐ろしい。
ためしにひとつ食べてみた。
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新聞紙に包まれたそれは、油っぽく、ドーナツのよう。
サモサのようなマサラで味付けしたものが入っているのかと思いきや、甘かった。
でも「あん」ではなく甘い小麦粉のペースト??のようなものが詰まっている。

お昼になると寺院はいったん閉められる。次に開くのは夕方だ。
追い出されることはなかったけれど、出入り口がどんどんふさがれていくので、
外に出ることにする。
次は宮殿跡に向かう。

神々がひしめくゴープラム。
アジアの寺院は本当に色鮮やかだ。
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by paquila | 2011-02-16 23:36 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【インド5日目②】インドで死ぬときは交通事故です。   

1月10日 マドゥライ

昼食は、エッグビリヤニを食べてみた。ビリヤニ(Birbani)は南インドのピラフのようなもので、香辛料で味付けされている。
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エッグビリヤニは、このごはんの中にゆで玉子が2つも埋まっている。
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中から出てきたゆでたまごを見て初めて、おっと、果たしてたまごは食べて大丈夫なのだろうか? と気になったが、火がしっかり通った固ゆでたまごだし大丈夫だろうと食べた。チャツネは4種類もついてきて、なかでもたまねぎのそれがシャリシャリしてとても美味しかった。





午後からは、観光案内所や駅、旅行代理店をまわって、
次の街、コーチンまでの移動手段の手配。

鉄道は、夕方の16:30発で朝3時台にコーチン着の1本のみ。
値段は900ルピー近く。
バスは、インドでよくみかけるK.P.N travelsで、9:00発/21:00着、20:30発/5:30着の2本。
エアコンなしでRs480(約960円)。

明後日、20:30発のバスを予約。
さすがプライベートバス。これまで乗ってきたローカルバスに比べて価格は5倍以上。
そしてさすが旅行代理店。あっと言う間にチケットを手配してくれた。
個人で何もかも手配すると、いろいろ時間と手間がかかるけれど、ひとに頼むと(そして手数料を払うと)こんなに早い。おまけに、ほかのツアーやら何やらを勧められることは一切なく、気持ちよくお礼を言って出ることができた。
ちなみに、お願いした旅行代理店は、歩き方に載っていた中級ホテル(確かSupreme……だったと思う)に併設の旅行代理店。





夜は出かける段になってから、ホテルの3階の踊り場からじっと表の通りを眺め、斜向かいにネオンサインを掲げている近代的な?レストラン「Kumar Mess」に決定。
たとえ斜向かいといえども、インドでは目的をもって脇目もふらず直行しないと、横からやいのやいの声がかかるので面倒なのだ。
「どこに行くんだ」「何しに行くんだ」「リクシャはこっちだ」「とりあえずこっちに来い」などなど。

場所は、歩き方(10年度版)に載っている
Hotel International(West Perumal Maistry St.)の斜向かい。
この看板が目印。

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なんとエアコン付き!の小さなレストランはインド人のお客さんでいっぱいだった。
毎度のことながらメニューがよくわからない。
今日もカレーはやめて、ベジヌードルとチキンクリアスープを所望する。

スープはその名の通り、具なしのチキン(コンソメ)スープ。
底になんだか粉のようなものが残っていたので、インスタントの可能性濃厚だ。
ただ、なじみのある味は残念なほど口に合う。
ベジヌードルは、中華やきそばが出てきた。
若干麺が伸び気味だけれど、そんなことは気にならないくらい美味しい。
しかも久々にキャベツとニンジンのシャキシャキした食感を味わって、大満足。
インド人のつくる中華料理は不味くて食べれたものじゃないと聞くけれど、そんなことはないと思う。少なくとも毎日マサラ味の中では、食べ慣れた塩味は幸せに感じる。





インドに来てどんどん大きな街に移動していっている。
マドゥライはこれまででいちばん大きく、車とバイクとリクシャと人間とその他がすごい。
道幅関係なく、交通量がすごい。
写真を撮ろうという気にもならない。なぜなら、カメラを構えてのんびり突っ立っていたら、間違いなく轢き殺されそうだからだ(誰も避けてくれないので、じぶんが障害物を避けなければ死んでしまう!)。

絶えず鳴りっ放しのクラクションと、ゴミだらけの道と、歩いている人間に向かって容赦なく突っ込んでくるバイクと、そこら中で男が用を足す光景に、少しずつイライラしつつある。
まだ5日目というのに、毎日が変化の連続で、その中で自分で自分の身を守りながらその場その場で判断して動くので、なかなかどうして疲れる。
どこに行ってもアジア人、しかも女ひとりで目立つ。
歩いてどこにでも行けた、小さくて平和なマハーバリプラムが懐かしい。


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by paquila | 2011-02-14 23:08 | 【インド-2011】南インド | Comments(0)