無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 【シアトル1】Bolt Busに乗ってみました   

「そういえば、シアトルにまだ行ったことがなかった」。

バンクーバーからシアトルは日帰りするひともいるくらい、近い。(車で4時間)
シアトルといえば、「スターバックス1号店」とちょっと前までイチローがいた「シアトルマリナーズ」が有名。
さして興味がなく、とりわけ行きたいと思ったことがなかったけれど、なぜかふと思い立ち、行ってみることになった。
2月。バンクーバーと同じく、曇天で雨の街だと聞く。
いったん行くと決めると、それはそれで楽しみになるものだ。


●安くて快適、Bolt Bus

バンクーバーからシアトルに長距離バスで行くなら、グレイハウンドやクイックシャトル。
……と思いきや、調べてみると、もう一社バスを出している。
Bolt Bus。グレイハウンド系列の廉価バスで、開通してまだ新しい。
詳しくは知らないけれど、運がよければ1ドルでチケットが買えてしまうこともあるとか。

価格を比べてみると、

●vancouver-seattle--2013年2月の連休・往復・大人1名の料金
*各社日程、時間帯により価格は異なる上、早割りやその他の割引もあるので、下記はあくまで参考価格です。

greyhound bus--------$80
quick shuttle bus------$49.98
Bolt Bus----------------$37


Bolt Busがダントツで安い。
一般的に、値段と客層、環境は比例するので、「安い」=「それなりの環境」と覚悟して買ってみた。


すると。


グレイハウンドの発着地でもあるPacific Central Stationのバス乗り場。出発時間の30分ほど前にすでに停車していた、派手なオレンジ色の大型バスは……

泥はねひとつないぴかぴかの車体!!
大きな窓は遮光ガラス(外から見ると黒い)で、窓際の座席に座るとちょっとうっとおしく感じる、あの厚めのカーテンがどこにもない!! 新品かと見まごう、傷や穴ひとつない革張りの椅子!! 車内2箇所に映像のモニター。

座席は通常の状態ですでにやや傾斜があり「直角!」ではない。
前の座席との感覚も広め(少なくとも飛行機のエコノミーよりは広い)。足置き(フットレスト)もある。お手洗いもある。


これが格安バス???
日本じゃあるまいし、北米でこの値段でこの質が得られるのはとっても珍しい。

客層は、20代~30代と若いひとが多く、失礼ながらグレイハウンドの乗客に比べると全体的に小綺麗に見える。


●国境にて

国境を越えるので、税関申告書を車内で記入。
「日本人は念のためこれも書いてね」と緑の入国カードも渡される。「前回日本人が3人も引っかかったんだよ」。

国境では、すべての荷物をもって降り、まさに空港でやるように、入国審査(指紋採取、顔写真撮影)と荷物検査を受け、陸路だし、と気軽に考えて持っていってしまったりんごを没収され、「実はバナナもあります」と言うと、「バナナはいいのよ」と言われ、入国料$6を払って終了。
(ちなみに、カナダ市民は指紋も顔写真も、入国料もとられることはない)

余談。帰りも愚かなことにりんごがかばんのなかにひとつ。没収。
「実はバナナもあります」と言うと、「バナナはいいんだ」と言われる。


●北米長距離バスの難点

Bolt Busは定刻の22:30より20分ほど早く、シアトルに到着。
もはや何の文句もない……と言いたいところだけれど、ひとつあるとすれば、座席が指定できない点。これはグレイハウンドも同じ。

ふたり以上のグループで旅行した場合、始発駅で乗車すると、なんとか一緒に座れるのだけれど、そうでない場合、一緒に座れる確立は半々、むしろ座れたら幸運、くらい低い。

たとえば今回の帰路、シアトル→バンクーバー便は、ただでさえ予約で満席だったにも関わらず、「予約したバスに乗り遅れたから」このバスに乗る、というひとたちが数名座席を占領していたせいで、「このバスを予約していたひと」が乗れず、出発が大幅に遅れた。

おまけに、オーバーブッキングまでされていたことがわかり、10人以上ものひとたちがバスに乗れない有様。
降りるべきは「別のバスに乗るはずだったひとたち」では? と思うのだけれど、運転手は彼らを後部座席に移動させ、本来このバスを予約したひとたちを乗せずに出発。

この辺はなんともお粗末。
予約システムを根本的に見直すべき。


今回は満席だったけれど、もっとひどいのは、ひとり旅をしているひとたちが、我が物顔で2席占領しているがゆえに、グループで来ているひとたちが一緒に座れないことはもちろん、単独で乗るひとですら、席に付けない場合も多い。とりわけ、夜中に発着の便は、先に乗っている乗客が寝ているので、余計に席を探し辛い。

概ね「ここ、誰か座りますか?」と聞くと黙って荷物をどけてくれるけれど、驚くべきことに「ここはわたしが荷物を置くから」とか、あからさまに顔をしかめて「ええー……、ほかに行って」と堂々と断るひとがいるから呆れてしまう。混んでいるんだから、荷物くらい頭上か足元か、むしろトランクにしまって!!

それを思うと、アジアを旅していたときは、多くのひとたちが「ここ、空いてるよ」「こっちに座りな」と声をかけてくれることが多く、人情味溢れていた。それに引き換え、欧米人は「じぶんさえ良ければ」な傾向が強く、じぶん勝手に見えてしまう。


北米で長距離バスに乗るなら、しっかり座席を確保する根性(と英語力)があると心強い。


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by paquila | 2013-02-19 08:46 | 【アメリカ】シアトル-2013 | Comments(0)

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