真夏の昼間に、あつあつトマトグラタン:Subeez cafe
メニューを見てがっかり。
breakfastに、エッグズベネディクト、サンドイッチ、バーガー。おなじみの北米ブランチメニューがずらり。どれもあまり食べたくない。
ベネディクトはひとつならいいけれど、必ずふたつくるし、ふたつは重い。
仕方がないので、サンドイッチにでもしようかと決めかけたところで、どうせならまったく知らない、なんだかよくわからないものにしてみようと頼んだのが、これ。
huevos flamenco。
メニューの説明には「two poached eggs baked with tomatoes, potatoes, spinach, cheddar, red wine and herbs. Served with focaccia and west coast greens.」とある。
予備知識がまったくなく、メキシコ料理のこともわからないので、単にオムレツのような卵料理だと思ったら、どーんと真っ赤なグラタンが出てきて驚いた。
熱々のトマトソースの中にごろごろと隠れているのは、メニューにある通り、小粒のじゃがいも、トマト、ほうれん草、そしてポーチドエッグ。
肉類は一切入っておらず、チーズもほどよい量で、見た目ほど濃くはない。そのためか、意外と一皿ぺろりと平らげることができた。
おいしかったのだ。
嫌々サンドイッチやバーガーを頼まなくてよかったと、心から思った。
(メニューにはフォッカチャがついてくるとあるけれど、そういえばなかった)
これは、言う間でもなくおなじみの、the classic breakfast。
トーストは1枚しかない。手前の白い容器に入っているのは大豆のペースト。日本人には懐かしい味、かも?
天気が良いので皆考えることは同じ。パティオは満席。
中は、開放感のある高い天井。独特の絵やオブジェがあちこちに飾られている。
見上げると、奇妙な人形。真下は厨房。
日曜のブランチに、テクノは聴きたくないが、ナイトクラブよろしくガンガン忙しい音楽が流れる。とはいえ、料理がおいしく、サーバーも感じが良い女性だったので、すべてよしとする。
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by paquila | 2012-08-19 06:28 | 【Van】Downtown | Comments(0)